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白石島 海水浴場の砂浜は必見!立石山ハイキングコースから瀬戸内海を一望

2019年05月28日更新

 

島の山旅 第12弾は「白石島(しらいしじま)」。
岡山県笠岡市にある笠岡諸島に属する島で、全島が国の名勝に指定されています。
人口750人(2001年)の島です。
最高点は立石山(169m)で、この山を中心にハイキングコースが整備されています。

 

 

白石島までの道のり。

 

この日は、笠岡諸島の「六島(むしま)」、「高島(たかしま)」、「白石島(しらいしじま)」を訪れました。
六島と高島のトレッキングの様子はこちら。

www.gojikitakubu.com

 

www.gojikitakubu.com

 

この記事では、白石島の立石山トレッキングの様子をレポートしていきます。

 

「立石山(たていしやま)」トレッキング概要

 

 場所はこちら。 

 

 

<登った山>立石山(白石島)
<とき>2018年02月24日(土)
<メンバー>単独
<天気>晴れ
<ルート>
白石島港→白石島海水浴場→国際交流ヴィラ→はと石→高山展望台→大玉石→立石山→鎧岩→開龍寺→白石島港
<距離>5.7km
<行程>
 12:00 白石島港
 12:10 白石島海水浴場
 12:30 国際交流ヴィラ
 12:40 はと石
 13:00 高山展望台
 13:15 大玉石
 13:50 立石山
 14:40 鎧岩
 15:10 開龍寺
 15:40 白石島港

  

コース詳細はこちらの資料を参照してください。
白石島で奇岩・巨石を廻ってハイキング|モデルコース|またたび笠岡。[笠岡市観光連盟]

 

こちらもどうぞ。
http://www.nijinet.or.jp/Portals/0/pdf/yama100/sheet/026.pdf

 

「立石山」トレッキング概要

 

12:00 白石島港
高島から乗り継いで、白石島港に到着。
ブルーの桟橋が出迎えてくれます。

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少し大きめのフェリーも同じ時間に港に着いたようです。

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海水浴場までは舗装された道を歩きます。

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小さな島になんか建てられています!

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神社です。

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後で調べてみると、この島は弁天島(べんてんじま)と呼ばれていて、弁才天という神様を祀っているそう。
七福神」の一員の、あの弁天さまです。

 

弁天島(べんてんしま、べんてんじま)は弁天(弁才天)に由来する島名で、日本には各地に存在する。インドに起源を持つ弁才天は財産の神として崇められるのみならず、水神としての性質を併せ持ち、海難事故を避けたり、大漁を祈願する漁師たちの守護神として日本各地の小島に祀られてきた。
弁天島 - Wikipedia

 

干潮時には、この弁天島へ歩いて渡れるそうです。

 

12:10 白石島海水浴場
海水浴場に出ました。

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水が透き通っています。

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本当にきれいな砂浜です。

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旧盆には、ここで「白石踊」を観ることができます。
この砂浜からハイキングコースへ上がっていきます。

 

12:30 国際交流ヴィラ
ここは「国際交流ヴィラ」という施設。
この施設は、外国人専用の宿泊施設です。

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「外国人が気軽に伝統的な日本に触れ、又、地元の住民と交流できる様な施設を作りたい」と言う 岡山県知事の発案で、平成3年4月に白石島国際交流ヴィラは建てられました。
(中略)
国際交流ヴィラのおかげで白石島は釣り客や海水浴客 修学旅行生の他 外国人観光客で賑わう島になっています。

白石島情報サイト [shiraishijima.com]

 

ここで地元のおばあさまと出会って話しかけられました。
「ハイキング?」
「そうです。立石山まで行きます。」
「おひとり?」
「はい。」
「若いんだから彼女連れて一緒にこなきゃだめよ。」
ざっくばらんな会話の切り口に、つい笑ってしまいます。

 

白石島に限らず、島に行くと、よく年配の人が話しかけてくれます。
気取らずにこやかに話しかけられると、こちらも気が緩んで色々と話してしまいます。
道端で知らない人と話し込むことって、日常では普通ないので、すごく新鮮です。

 

おばあさまに白石島のみどころを聞いて、次へ進みました。

 

登山道っぽくなってきました。
地面は岩肌が削れて砂地になったような感じ。

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12:40 はと石
はと石に到着。

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ここからは集落がよく見わたせます。

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はと石に登ってみます。
中央右の港が先ほど船が着いたところ。
中央左が歩いてきた砂浜です。

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岩と岩の細い道を抜け、

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立派な東屋に着きました。
屋根があるので、ここだとゆっくり休めそうです。

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ハイキングコース上には、このような石仏が各所にあります。
「阿波徳島23カ所霊場」を再現しているようです。

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13:00 高山展望台
ここからの展望はすごくいい…らしい。

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この日はかすんで何も見えなかったが、天気がいいと伯耆大山・四国の石鎚山等も見える。

 

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こんな石がごろごろ転がっています。

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白石島の石って、こんな筋が入っている石がたくさんあったんだけど、これなんだろう?

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13:15 大玉石
高さ3mくらいあるでしょうか。

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一応登れる感じ。
登ってみるか…高いところこわいけど。

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いい眺め。

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山の頂上に岩が密集している。

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「立石山や高山など島の高いところは、風化して花崗岩の地肌が剥き出しになり、白い雪をかぶったように見えるから、白石島の名がついたという。」
発行者:辰野 勇, 『しま山100選 登山で見つける、新しい島の魅力』, 株式会社ネイチュアエンタープライズ, 2017年, p.44.

 

この後、大玉石から降りるのが怖くて5分くらい石の上をうろうろ歩きます。

 

来た道を振り返ります。

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人工的につくられたような切れ目。

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13:50 立石山
山頂近くに造られた祠。

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14:40 鎧岩
国の天然記念物に指定されている鎧岩です。

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縦横に等間隔に切れ目が入っていて、たしかに鎧にみえます。

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15:10 開龍寺
開龍寺内にあるタイ式仏舎利塔

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仏舎利塔とは、お釈迦さまに遺骨を納めるための施設。
日本でいう五重塔(ごじゅうのとう)みたいなものだと思います。
昭和45年に建設され、タイ国のワットパクナム寺から受けた仏舎利が収められているそうです。

 

開龍寺のお堂。

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その前に置かれた「賓頭盧さま」。

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この赤い体をした賓頭盧さま。
ときどきお寺のお堂の前で見ますよね。
病んでいる部位をなでると、病気が治ると言われている「なで仏」です。

 

実は、この賓頭盧さまは実在した人物のようなのです。
お釈迦さまの弟子のおひとりで、名はピンドーラ。

 

「お釈迦様が在世のころ、特別の神通力の持ち主であった賓頭盧尊者が、その神通力を世の人々に自由自在に誇示して見せたので、お釈迦様がお怒りになって、『お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい』と命令された。尊者はお釈迦様の言葉を守り、今に至っても人々を救う菩薩である。」
賓頭盧尊(びんずるそん)

 

そのような訳で、お堂の前に座り「なで仏」として多くの人を救っているということだそうです。
そして、この賓頭盧さまはお酒が大好きで、隠れて飲んでいたところをお釈迦さまに見つかって叱られたというエピソードもあるようです。
なんとも人間味がある話ですね。

 

開龍寺内には不思議な岩があります。

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不思議な岩はこの他にもいくつかあります。
「市郎兵衛の力石」は、市郎兵衛が弘法大師の霊力を借りて、持ち上げたといわれる石。
「不動岩」は、くぼみに額をあて願い事を唱えるとよいとされる岩。

 

奥の院 大師堂。
大きな岩が大師堂をすっぽり包み込むように建てられています。

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この場所で弘法大師が37日間修行を行ったと伝えられています。

弘法大師が大同元年(806年)に唐の国から帰国する際に白石島に立ち寄り、37日間の修行を行ったと伝えられます。大師は島を去るに当たり、自分の杖の先をもって一寸八分の尊像を刻み大師堂に安置しました。」
弘法山開龍寺|観光スポット|またたび笠岡。[笠岡市観光連盟]

 

15:40 白石島港
白石港に戻ってきました。
白石踊の様子を写した写真が置かれています。

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白石踊は約800年前から白石島に伝わる盆踊り。
源平合戦において討死し、白石島に漂着した両軍の死者の霊を供養するために始まったと伝えられていて、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

 

白石島港の目の前にある売店です。
少しだけだけど、お土産も置いています。

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お土産に海苔を買って、船が来るまで、売店のお兄さんと少し話をしました。
「夏は海水浴のお客さんでにぎわいます。意外と外国の方も多いんですよ。」
「国際交流ヴィラっていう外国人の専用宿泊施設もありますもんね。なんか外国に対してPRしてるんですか。」
「外国から白石島に移住された方がいて、その人がコラムニストで、白石島のことを紹介されてるみたいなんです。それで、その方の友人とか、コラムを読んで訪れる人が多いみたいですよ。」

 

売店のお兄さんにお礼を言って、船に乗り込み、白石島を後にしました。

 

まとめ

 

白石島のハイキングコースはすごく整備されていて、案内看板も多いし、休憩ポイントもたくさんあります。
島の方がハイキングコースを大切に守っているのがよく伝わってきます。
見晴らしのよい尾根を歩きながら、奇岩や海を眺めるのはとても気持ちがいいです。

 

国の天然記念物に指定されている鎧岩や、巨石に包まれるように建てられた開龍寺 奥の院など、見どころもいくつかあります。

 

今度は夏に訪れて、海水浴を楽しんだ後に、白石踊を見てみたいです。