5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

完璧主義をやめたら、仕事も人間関係も楽になった

僕はいわゆる完璧主義者だったと思う。

1から100まできちんとやらないと気が済まなくて、99でやめるくらいなら、やらない方がマシだという極端なところがあった。

その傾向は大人になってからも続いていた。

例えば、人に任せた仕事も全部自分で確認しないと落ち着かないという感じだった。

確かにミスは少ないのだが、仕事はどんどん溜まっていき、それに比例してストレスも増大していった。

そんな僕だったが、今は完璧主義からは程遠い生活を送っている。

完璧主義をやめたら、仕事も人間関係もすごく楽になった。

今日は、どうやって完璧主義をやめたかという話をしようと思う。

 

こういう人は要注意

 

「完璧主義(かんぺきしゅぎ、英: Perfectionism)とは心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと。」

Wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8C%E7%92%A7%E4%B8%BB%E7%BE%A9

 

僕が完璧主義者だったときの特徴は以下の通り。

当てはまる項目がある人は、要注意だ。

意外と自分は完璧主義だと気が付いていない人は多いんじゃないかと思う。

 

・完璧に納得するまで、次のステップに進めない。

・もうミスはないだろうと思っていても、何度も資料を確認してしまう。

・仕事を完璧にこなしていると他人に思われたい。

・自分のミスにも他人のミスにも厳しい。

・人はミスをするものだという発想がない。

・ミスを減らすためには、時間をかけるのはしかたがないと思っている。

 

完璧主義がもたらす弊害

 

完璧主義がもたらす弊害の一つは「仕事が遅くなること」だ。

完璧だと納得できるまで、次のステップに進めないため、仕事はおそろしいほど溜まっていった。

仕事を他の人にお願いした場合でも、全ての項目を1からチェックしないと気が済まなかったので、結局自分でやっているのと変わらなかった。

その結果、僕は毎日残業続きの生活だった。

もう一つの弊害は「人間関係の悪化」だ。

自分のミスと同様に他人のミスにも厳しく、自分と同じレベルを他人にも要求してしまっていた。

今考えれば、その頃の僕は、いい人間関係を築いているとは言い難い状況だったように思う。

 

完璧主義ほど非効率なことはない

 

パレートの法則」というものがある。

現代でよくパレートの法則が用いられる事象の一つに以下のようなものがある。

 

「仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。」

Wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

 

仕事にとりかかり始めたときは、時間をかければかけるほど完成度は高まっていくが、完成度が80%くらいに到達したころから、時間をかけても完成度の高まりが鈍くなっていくと感じるのは、この「パレートの法則」のためだろう。

 

パレートの法則を元に、以下の2つのパターンが想定できる。

A:完成度100%に対し、費やした時間は10時間

B:完成度80%に対し、費やした時間は2時間

 

BはAに対し、完成度は少し劣るものの、同じ時間で5倍の仕事量をこなすことができる。

完璧主義者は、意識する・しないに関わらず、Aの働き方を選択してしまっている。

「完璧にこなすこと」が最優先の課題であるあまり、費用対効果の概念がすっぽり抜け落ちているように思う。

完璧主義ほど非効率なことはない。

 

完璧じゃなくても全く問題ない

 

仕事なんて、80%できていれば十分に機能することが多い。

そもそもどんなに時間をかけたって、完成度が100%になることなんてあり得ない。

今は、完成度が80%に達したと思ったとき、もしくは制限時間がきたときに、そこで潔く提出するようにしている。

実際、それで困った事態になることはほとんどない。

 

大学入試だって、80%もとれれば余裕で合格できる。

 

2016年の東京大学理科1類の最低合格点数は、550満点中328点(得点率は59.6%)。

東大塾より

http://todai.kawai-juku.ac.jp/exam/average.php

 

80%どころか60%を切っている。

仕事だって、勉強だって、満点で合格する必要なんてどこにもない。

 

完璧主義を脱するための方法

 

僕が完璧主義を脱するためにやったことは一つだけだ。

それは、仕事の提出する基準を決めること。

基準は「完成度が80%に達したとき」か「制限時間がきたとき」のどちらかである。

 

完璧主義をやめるには、一定期間「暴露療法」が必要だ。

最初は、完成度が80%で提出することに抵抗を覚えるだろうし、「ミスがあったらどうしよう」とかなり不安を感じると思う。

しかし、不安を感じる状況に少しずつ慣らし、克服した経験を積んでいくことで、いずれその状態が普通となる。

実際何も言われないケースが多いし、もしミスを指摘されたら、その場で修正すればいいだけのことと、割り切ってしまおう。

 

まとめ

 

僕自身は完璧主義をやめたことで、仕事も人間関係もすごく楽になった。

「ミスがあったらどうしよう」と不安を感じたときは、人はミスをするものだという、ごく当たり前のことを思い出して欲しい。

仕事も勉強も完璧にやる必要はないし(そもそも完璧なんてあり得ないのだが)、完璧にやる人と見られる必要もない。

「完璧でないこと」を受け入れる勇気さえ持てれば、生活は変わる。