5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

完璧主義をやめたら、仕事も人間関係も楽になった

2019年04月20日更新

私はいわゆる完璧主義者だったと思います。
1から100まできちんとやらないと気が済まなくて、99でやめるくらいなら、やらない方がマシだという極端なところがありました。
その傾向は大人になってからも続いていました。
例えば、人に任せた仕事も全部自分で確認しないと落ち着かないという感じです。
確かにミスは少ないのだが、仕事はどんどん溜まっていき、それに比例してストレスも増大していきました。
そんな私でしたが、今は完璧主義からは程遠い生活を送っています。
完璧主義をやめたら、仕事も人間関係もすごく楽になりました。
今日は、どうやって完璧主義をやめたかという話をしようと思います。

 

 

こういう人は要注意

 

 

「完璧主義(かんぺきしゅぎ、英: Perfectionism)とは心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと。」

完璧主義 - Wikipedia

 

私が完璧主義者だったときの特徴は以下の通りです。
当てはまる項目がある人は、要注意です。
意外と自分は完璧主義だと気が付いていない人は多いんじゃないかと思います。

 

  • 完璧に納得するまで、次のステップに進めない。
  • もうミスはないだろうと思っていても、何度も資料を確認してしまう。
  • 仕事を完璧にこなしていると他人に思われたい。
  • 自分のミスにも他人のミスにも厳しい。
  • 人はミスをするものだという発想がない。
  • ミスを減らすためには、時間をかけるのはしかたがないと思っている。

 

完璧主義がもたらす弊害

 

完璧主義がもたらす弊害の一つは「仕事が遅くなること」です。
完璧だと納得できるまで、次のステップに進めないため、仕事はおそろしいほど溜まっていきました。
仕事を他の人にお願いした場合でも、全ての項目を1からチェックしないと気が済まなかったので、結局自分でやっているのと変わりませんでした。
その結果、僕は毎日残業続きの生活でした。
もう一つの弊害は「人間関係の悪化」です。
自分のミスと同様に他人のミスにも厳しく、自分と同じレベルを他人にも要求してしまっていました。
今考えれば、その頃の僕は、いい人間関係を築いているとは言い難い状況だったように思います。

 

完璧主義ほど非効率なことはない

 

パレートの法則」というものがあります。
現代でよくパレートの法則が用いられる事象の一つに以下のようなものがあります。

 

「仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。」

パレートの法則 - Wikipedia

 

仕事にとりかかり始めたときは、時間をかければかけるほど完成度は高まっていきますが、完成度が80%くらいに到達したころから、時間をかけても完成度の高まりが鈍くなっていくと感じるのは、この「パレートの法則」のためだろうと思います。

 

パレートの法則を元に、以下の2つのパターンが想定できます。
A:完成度100%に対し、費やした時間は10時間
B:完成度80%に対し、費やした時間は2時間

 

BはAに対し、完成度は少し劣るものの、同じ時間で5倍の仕事量をこなすことができます。
完璧主義者は、意識する・しないに関わらず、Aの働き方を選択してしまっています。
「完璧にこなすこと」が最優先の課題であるあまり、費用対効果の概念がすっぽり抜け落ちているように思います。
完璧主義ほど非効率なことはない。

 

完璧じゃなくても全く問題ない

 

仕事の中には、80%できていれば十分に機能することも多いです。
そもそもどんなに時間をかけても、完成度が100%になることはあり得ません。
今は、完成度が80%に達したと思ったとき、もしくは制限時間がきたときに、そこで一度潔く提出するようにしています。
仮に不十分だと判断されれば、戻ってくるので、そのときに対応すると割り切ります。
実際、それで困った事態になることはほとんどない。

 

大学入試でも、80%もとれれば余裕をもって合格できます。
例えば、2016年の東京大学理科1類の最低合格点数は、550満点中328点(得点率は59.6%)というデータがあります。
東大合格最低点・平均点の推移 | 東京大学入試情報2019 | 東大塾 | 河合塾

 

80%どころか60%を切っています。
仕事でも、勉強でも、満点で合格する必要はありません。

 

完璧主義を脱するための方法

 

完璧主義を脱するためにやったことは一つだけです。
それは、仕事の提出する基準を決めること。
基準は「完成度が80%に達したとき」か「制限時間がきたとき」のどちらかです。

 

完璧主義をやめるには、一定期間「暴露療法」が必要です。
最初は、完成度が80%で提出することに抵抗を覚えるだろうし、「ミスがあったらどうしよう」とかなり不安を感じると思います。
しかし、不安を感じる状況に少しずつ慣らし、克服した経験を積んでいくことで、いずれその状態が普通となります。
実際何も言われないケースが多いし、もしミスを指摘されたら、その場で修正すればいいだけのことと、割り切ってしまいましょう。

 

まとめ

 

私自身は完璧主義をやめたことで、仕事も人間関係もすごく楽になりました。
「ミスがあったらどうしよう」と不安を感じたときは、人はミスをするものだという、ごく当たり前のことを思い出して欲しいのです。
仕事も勉強も完璧にやる必要はないし(そもそも完璧なんてありえません)、完璧にやる人と見られる必要もないです。
「完璧でないこと」を受け入れる勇気さえ持てれば、確実に生活は変わります。