5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

机の上の汚さと、頭の中のゴチャゴチャ度は関連する。

机の上が散らかっている人

同じ部署に、机の上が異常に散らかっている人(Yさん)がいる。

書類が机の両脇に高く積み上げられ、まるで要塞のようだ。

積まれた書類の下の方には、もう必要のないと思われる古い資料ばかり。

細々とした小物が書類の隙間に散らばっており、隅の方には、埃がうっすらと積もっている。

本人はと言うと、中央のわずかに空いたスペースで肩をすぼめるように仕事をしている。

書類の壁に邪魔されて、タイピングもマウスの操作も思い通りにいかない様子だ。

 

机の上が散らかっている人の特徴

この人は部内で、“困った人”として認識されている。

その理由の一つとして、話の要領を得ないことが挙げられる。

説明が順序だっておらず、話があちこち飛ぶため、何を話しているのかさっぱり分からない。

仕事で話をする場合は何か目的があるはずで、その目的を達成するために、どういう順序でどのように説明していけばよいか考えるのが普通だろう。

つまり、通常は、思考を整理してから、もしくは思考を整理しながら話をする。

Yさんは、思考を整理していない状態で話を始めてしまっているため、話の要領を得ないのだろうと考えられる。

 

机の上の汚さと、思考の散らかり度合は関連する。

Yさんは思考を整理しないまま、行きあたりばったりで会話を進めてしまっている。

そして、その思考の散らかり具合が見事に机の上に表現されている。

一方で、説明がうまく論理的に話をする人は、机の上もきれいなことが多く、仕事でもムダが少ない。

机の上の汚さと、思考の散らかり度合は、どうも関連している気がしてならない。

 

負の連鎖 

机の上が散らかっていると、何の仕事をどのように取り掛かってよいのか、思考が混乱することが多い。

逆に、あれやこれやと気が散って仕事になっていないときは、机の上が散らかっていく傾向にある。

つまり、下の図のように、「机の上が散らかる」と「思考が散らかる」は互いに影響しあっており、負の連鎖をつくり上げている。

 

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負の連鎖を断ち切るには

負の連鎖を断ち切るには、「机の上の整理」か「思考の整理」か、どちらかを始めればよいのだが、「机の上の整理」から取り掛かることをオススメする。

それは、「思考の整理」は、抽象的な作業がどうしても多くなりがちで、難易度が高いからだ。

一方、「机の上の整理」は、作業が目に見えるので取り組みやすいし、成果としても分かりやすい。

「机の上の整理」は、まず必要なものとそうでないものを分別し、必要でないと判断したものは捨てる。

あとは、必要なものを取り出しやすい位置に配置していくだけだ。

 

「机の上の整理」と「思考の整理」の二つのプロセスは非常によく似ている。

よって、「机の上の整理」は「思考の整理」の練習にもなる。

 

「机の上の整理」:

必要なものとそうでないものを分別し、必要でないと判断したものは捨てる。

その後、必要なものを取り出しやすい位置に配置していく。

 

「(仕事上における)思考の整理」:

やるべきこととやらなくてよいことを分ける。

重要度や緊急度を元に、取り掛かる作業の順番を決める。

 

僕は、思考を整理したいときは、まず机の上を簡単に整理する。

それだけで、思考までもスッキリした気になる。

おそらく、「机の上の整理」が「思考の整理」のよいウォーミングアップになっているのだろう。