5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

分析する必要はあるけど、落ち込む必要はない。

特別進学クラスで、まさかの「戦力外通告」。

 

僕の通っていた高校では、難関大学を目指す「特別進学クラス」があった。

僕はなんとかそのクラスに入ることができたのだけど、途中から授業に全くついて

いけなくなった。

高校3年生に上がるとき、僕と成績の悪い数名が呼び出され、こう告げられた。

「3年生からは、普通クラスに移ってもらいます。」

いわゆる“戦力外通告”というやつだった。

 

落ち込んだけど、分析はしない。

 

なんとなく、そうなることは予想していたけど、直接言われると、やっぱりショックだった。

僕はしばらく落ち込んでいた。

しかし、このときの僕は、ただ落ち込んでいただけだった。

なぜ勉強についていけなくなったのか、どこの分野が理解できなかったのか、なんの分析もしようとしなかった。

分析しなければいけないという意識すらなかったのだ。

 

そのうちに本格的な受験へと突入する。

僕は絶対見返してやるぞという熱い気持ちだけ携えて、分析もせず計画もたてず、とりあえず机に向かい始めた。

1年後、希望の大学には届かなかった。

 

就職の採用試験では何十社と落ちる。

 

大学院の1年になった頃、就職活動が始まった。

いわゆる就職氷河期というやつで、就職先はなかなか決まらなかった。

何十社という会社から、不採用通知を受け取った。

しかし、特別進学クラスから外された頃の僕とは少し違った。

不採用通知を受け取っても、必要以上に落ち込むことはなかった。

正確に言うと、落ち込まないように気持ちをコントロールしていた。

 

分析を淡々と続けた。

 

落ち込む代わりに、落ちた理由を分析することにした。

どのエピソードに対して反応が良かったか、話の内容が他の人とかぶってないか、同じエピソードでも話す順番を変えたらどうか。

自分で気づく範囲は限られているので、他の人にもエントリーシートや面接内容をチェックしてもらった。

 

分析する必要はあるけど、落ち込む必要はない。

 

結局、僕の就職先が決まったのは、大学院2年の10月。

卒業する半年前だった。

もし、不採用通知を受け取る度に、毎回落ち込んでいたら、この長期戦は戦えなかっただろうと思う。

分析を淡々と続けていくうちに、気持ちも落ち着いたし、最善を尽くして結果が出なかったらそれはしょうがないと、いい意味で開き直ることができた。

 

受験では落ち込んでばかりで分析しなかった。

一方、就職活動では必要以上に落ち込まないように気持ちをコントロールして、分析を続けた。

どちらがよい結果を得たかは、言うまでもない。

 

何かを本気で得たいと思ったら、落ち込んでいる時間はない。

ただ、分析と改善を続けて、本番に備えるのみだ。