5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【山旅】「山犬嶽」と呼ばれる徳島の山には、自然が創り上げた見事な苔の庭園があった。

徳島の山の中に、見事な苔の庭園があると聞いた。

 

屋久島の山旅で、すっかり苔の魅力にはまってしまった。

そのときの山旅の様子はこちら。

 

www.gojikitakubu.com

 

他にもコケがきれいな場所はないかと探していると、徳島の山の中に、見事な苔の庭園があることを知った。

場所は、徳島県上勝町にある「山犬嶽(やまいぬだけ)」。

苔の庭園がどのようなものか、この目で確かめるため、さっそく山犬嶽に向かった。

 

トレッキング概要

 

<登った山>山犬嶽

<とき>2017年9月

<天気>晴れ

<ルート>山犬嶽駐車場→樫原の棚田→山犬嶽登山口→山犬嶽参道→山犬嶽ハイキングコース→コケの名所→東光寺→山頂→東光寺→コケの名所→山犬嶽ハイキングコース→山犬嶽参道→山犬嶽登山口→山犬嶽駐車場

<行程>

08:20 山犬嶽駐車場

08:40 樫原の棚田

09:00 山犬嶽登山口

09:40 コケの名所

10:00 東光寺

10:20 山頂

11:40 山犬嶽登山口

12:15 山犬嶽駐車場

 

コース詳細はこちら。

山犬嶽登山時の注意事項 | 上勝町

 

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トレッキング詳細

 

08:20 山犬嶽駐車場

山犬嶽登山口の2.5kmほど手前に、山犬嶽の駐車場あり。

ここに車を停めていざ出発。

 

 

08:40 樫原の棚田

登山口に着くまでの道中、棚田が広がっていた。

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ここは「樫原の棚田」と呼ばれ、「日本の棚田百選」に認定されている。

江戸時代に開墾されたと伝わっていて、何百年もの間、土地利用形態がほとんど変わっていないそうだ。

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樫原の棚田

樫原の棚田は、平成11年「日本の棚田百選」に認定され、平成22年には徳島県で初めて「国の重要文化的景観」に認定されました。

棚田は標高500m~700mの間に分布しており、あぜの形状は非線形の曲線で、山の等高線があぜの形状に映し出されています。樫原の棚田の美しさは「あぜの曲線」「あぜの段」「田畑の小さな面積」が重要な要素となっています。江戸時代後期1815年に作成された樫原村分間絵図には水田や家、道の位置が現在と同様に描かれており、200年以上もの間、土地利用形態がほとんど変わらない珍しい事例とされています。この景観を保全していこうと、2005年からは棚田オーナー制度に取り組み、地区外の棚田オーナーとの交流のもとに、棚田の耕作体験や放棄地の復田などに取り組んでいます。

オススメ棚田スポット | 上勝町

 

田植えの時期や、稲刈り前の時期には全く別の表情を見せるそう。f:id:ryou-m:20180324234708j:plain

 

 

 

道端に咲くユリ。f:id:ryou-m:20180324234741j:plain

 

 

 

09:00 山犬嶽登山口

民家の庭先に大きな看板があり、登山ルートが載っている。

また、看板に取り付けられている木のボックスにマップを入れているので、ご自由にお取り下さいとのこと。

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看板から少し進んだところに、シカやイノシシの侵入を防ぐネットが張ってあるので、そこを通過する。

 

少し進むと、この看板。

左の「山犬嶽参道」へ進んだ。

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マムシグサだと思う。

毒ありそう~と思って調べてみたら、やっぱりあった。

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さらに進むと、この看板。

右の「山犬嶽ハイキングコース」へと進む。

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この辺りから急にコケが現れ始める。

山犬嶽は山全体がミニ四国八十八か所となっていて、このような石仏が各所に安置されている。

石仏がコケに覆われている姿は、美しい。

なんか人工物が自然の中に溶け込んでいく様子って好きだな。

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09:40 コケの名所

この先がコケの名所。

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息を飲む美しさ。

コロコロ転がった岩に苔がむしていて、とても愛らしい。

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「山犬嶽は、山犬が口を開けたような形の岩石が山頂にあったことから名付けられた。江戸時代初期に山頂が崩落したため、今その姿を確認することはできない。山の中腹にある苔の名所に転がる岩は大崩落の跡だ。」

編集人 坂東良晃, 『歩く徳島 第一歩』, 株式会社メディコム, 2017年, p.115

 

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しばらく進むと、石鎚神社がある。

大きな岩を、愛媛県石鎚山に見立ててあるのだろうか。

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本物の石鎚山と同じように、鎖が設置されており、(岩の右側に垂れ下がっている)、上まで登ることができる。

岩の上部には、小さな祠が安置されていた。

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10:00 東光寺

東光寺に到着。

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ここには東屋があるので、休憩には最適。

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ベンチの下を覗くと、アリジゴクの巣。

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10:20 山頂

山犬嶽山頂に着く。

展望はない。

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西側へ細い尾根道を進むと、西峰に辿り着く。

小さな祠が目印。

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西峰は展望が開けているが、足元が崖になっているので、十分に気を付けたい。

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山犬嶽山頂に戻り、昼食をたべて休憩。

元来た道を戻っていった。

 

 

11:40 山犬嶽登山口

12:15 山犬嶽駐車場

 

 

お風呂

 

帰りに、徳島県上勝町の温泉、月ケ谷温泉「月の宿」に立ち寄り、汗を流した。

浦川を眺めながら、ゆっくり浸かれるお湯は本当に気持ちよい。

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「月の宿」はキャンプ施設もあって、バーベキューをしたり、バンガローに泊まったりすることもできる。

また、5月には、この勝浦川の上空を大量の鯉のぼりが泳ぐ姿を見ることができる。

 

 

まとめ

 

山犬嶽の苔の名所は、うわさ通り素晴らしい場所だった。

コロコロ転がった岩に苔がむしている様子はとても愛らしかった。

同じ苔でも、屋久島の森の雰囲気とはまったく違っていて、山犬嶽は、「苔の庭園」という言葉がぴったり当てはまる。

 

ちなみに、徳島県上勝町を後で調べてみると、「人生、いろどり」という映画の舞台になった町ということが分かった。

 

「『人生、いろどり』(じんせい、いろどり)は、2012年9月15日に公開された日本映画。

徳島県上勝町における、農協職員と高齢者の女性を中心として、町で採集した植物の葉などを料理店で使用される「つまもの」として販売するビジネスで成功を収めた「彩(いろどり)事業」の軌跡を描いた。」

人生、いろどり - Wikipedia

 

山犬嶽を訪れる際は、映画を見てから行くとより楽しめるかも。

 

注意

 

今回のルートには、一部危険な箇所が含まれており、一様にお薦めするものではありません。

登山をされる場合には、自身の登山経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨みましょう。