5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【山旅】西日本最高峰の石鎚山は、バリバリの修験の山。紅葉を楽しみながら、鎖場はさらりと迂回。

山岳信仰修験道)の山。

 

愛媛県に位置する、西日本最高峰の石鎚山

日本百名山のひとつで、山岳信仰修験道)の山としても有名である。

石鎚山山岳信仰がかなり根強く残っていて、山伏の姿を見かけることもあるし、登山道の途中にも、鎖場がいくつか現れる。

山岳信仰という文化に触れることができる山として、すごく面白い。

この石鎚山、実はもう何度か登ったことがあったのだが、今回知人の方に誘われたので、再び行ってみることにした。

 

トレッキング概要

 

<登った山>石鎚山

<とき>2017年11月

<天気>晴れ

<ルート>石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅→石鎚神社成就社→遙拝の鳥居→試しの鎖→前社ヶ森小屋→夜明かし峠→一の鎖→二の鎖→三の鎖→石鎚神社頂上社→天狗岳→(ピストン)→石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅

<行程>

08:00 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷

08:10 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅

08:30 石鎚神社成就社

08:50 遙拝の鳥居

09:40 試しの鎖

09:50 前社ヶ森小屋

10:10 夜明かし峠

10:20 一の鎖

10:40 二の鎖

11:00 三の鎖

11:20 石鎚神社頂上社

11:50 天狗岳

15:10 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅

17:50 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷

 

コース詳細はこちら。

石鎚山 - 西条市ホームページ

観光・登山案内図 | 石鎚登山ロープウェイ株式会社

 

トレッキング詳細

 

川沿いの京屋旅館の駐車場へ車を停める。

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京屋旅館には温泉もあるので、登山帰りによるのもいいかも。

石鎚山温泉 温泉旅館京屋 - 秘境温泉 神秘の湯

 

石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅に向かう途中に、像がずらりと並んでいた。

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一番奥の3体は、石鎚大神(いしづちおおかみ)の御神体だと思われる。

 

「(左)

剣持(つるぎもち)の御神像

~たくましく~

(荒魂・あらみたま)勇(ゆう)の御神徳を表します。

交通安全を守り、勇気、忍耐をすすめ、悪事を除き、危機を守護されます。

 

(中)

玉持(たまもち)の御神像

~やさしく~

(和魂・にぎみたま)仁(じん)の御神徳を表します。

家内安全、病気平癒を守護されます。

 

(右)

鏡持(かがみもち)の御神像

~かしこく~

(奇魂・くしみたま)智(ち)の御神徳を表します。

農業、工業、商業、漁業の繁栄、学業の成就を守護されます。」

 

御祭神と御神徳 | 石鎚神社

 

他にも、石鎚山で修行したとされる空海役行者の像もあった。

 

08:00 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷

カラフルなロープウェイ。

定員は50人ほど。大人往復乗車券は1980円。

標高455mの山麓下谷駅から標高1300mの山頂成就駅までをわずか8分ほどで結ぶ。

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08:10 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅

ロープウェイを降りると、瓶ヶ森が見えた。

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石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅から、石鎚神社成就社へと向かう。

ロープフェイを下りると、葉はすっかり紅葉している。

 

08:30 石鎚神社成就社

石鎚神社成就社の手前には、このようにお店や旅館が並ぶ。

食べ物やお土産も売っているので、帰りに立ち寄ってもいいかも。

 

石鎚神社の成就社。

 

遙拝殿。

中を覗くと石鎚山の荒々しい頂上部を拝むことができる。

石鎚神社では、石鎚山そのものを御神体として祀っているそうだ。

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この日は修験者さんが多かった。

どうやらこの日は、ほら貝を吹き鳴らす競技大会があったらしい。

すこし気になったけど、時間がないので先を急ぐ。

 

石鎚神社成就社を過ぎると、しばらくは緩やかな下り坂。

八丁坂とよばれ、道幅もかなり広くて歩きやすい。

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木のうねり方すごい。

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08:50 遙拝の鳥居

山頂まで行けない人は、ここでお参りをするらしい。

 

 

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紅葉の奥に、石鎚山の山頂が見える。

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09:40 試しの鎖

石鎚山修験道の場なので、鎖場(岩場に鎖が設置してある場所)が存在する。

試しの鎖、一の鎖、二の鎖、三の鎖の四か所で、いずれも迂回することができる。

試しの鎖は74mあって、登りと下りの両方があり、険しい岩場となっている。

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「試し」という言葉に騙されてはいけない。

なんなら一の鎖よりも長く、下りもあるので難易度は高いと言われている。

迷わず迂回だ。

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09:50 前社ヶ森小屋

一の鎖を下ったところのすぐ側に、ある前社ヶ森小屋。

青色のトタン板がなんとも癒される。

中は結構広くて座る場所もかなりあって、「あめゆ」を売ってくれる。

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10:10 夜明かし峠

森を抜け、尾根に出ると一気に視界が広がる。

ここが、夜明かし峠。

「昔、まだ石鎚登山が容易でなかった頃はここで夜が明けるのを待ってから先に進んだということです。」

石鎚山 - 西条市ホームページ

 

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振り返ると、瓶ヶ森がくっきりと見えた。

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10:20 一の鎖

ここが一の鎖で、長さは33m。

長さもそれほど長くなく、勾配も他の鎖場と比べると少し緩やか。

 

ここは挑戦してみることにした。なんとか登れた。

上から覗くとこんな感じ。

 

 

10:40 二の鎖

二の鎖の手前には、環境配慮型公衆トイレ・休憩所がある。

きれいなトイレで安心して使える。微生物の働きを利用したトイレらしい。

ここでしばらく休憩。

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二の鎖を見に行く。

長さは65m。

以前来た時に、二の鎖を登ったのだけど、そのときの恐怖感がすごかったので、もちろん迂回。

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11:00 三の鎖

二の鎖場を越えるとすぐに三の鎖。

長さは68m。これはもうほぼ垂直。

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コンビニでレジに並ぶ感じで、淡々と登っていく人たち。

しかも混んでいる。

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三の鎖を抜ければ、頂上は近い。

 

11:20 石鎚神社頂上社

ようやく頂上。

石鎚神社頂上社が設置されている。

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頂上からはこの眺め。

山の稜線がくっきりとキレイに浮かびあがっている。

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そして、これが天狗岳

こちらが本当の西日本最高峰(1982m)。

あの切れ落ちた尾根をずっと歩いていけば、天狗岳の最高点に辿り着ける。

片道は約10分程度。

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恐る恐る鎖をたどり、

岩を越え…

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11:50 天狗岳

ようやく天狗岳に到着。

意外と頂上は混雑していて、写真を撮るチャンスは短かった。

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振り返ると、石鎚神社頂上社が見える。

まるで、雲の中に浮いているようだ。

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石鎚神社頂上社に戻り、昼食を取ろうとするが、この混雑でなかなか場所が取れなかった。

少し空いたスペースで昼食をとり、しばらく休憩。

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帰途に着く。

 

 

途中、前社ヶ森小屋で「冷あめゆ」をいただいた。

適度な甘味が疲れた身体にしみわたる。

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15:10 石鎚神社成就社

ようやく、石鎚神社成就社まで戻ってきた。

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15:30 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅

石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅からみた、瓶ヶ森

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さあ、ロープフェイに乗って帰ろう。温泉が待ってるぞと思って、乗り場へ行ってみると、とてつもない人の数。

 

私 「あの、ロープウェイに乗りたいんですけど。」

係員「整理券をどうぞ。」

私 「いや、チケットはもう持ってるんですが。」

係員「すぐには乗れないので、整理券をお配りしています。」

私 「え。どれくらい待つんですか。」

係員「2時間以上だと思います。」

 

この野原みたいなところで2時間以上待つのか。

それとも、ロープウェイを諦めて、標高1300mから標高455mまで歩いて下るか。

私たちは話合うことになった。

 

「もう歩きたくないね。」

「そうですね。」

 

ものの1分ほどで話し合いは終わった。

 

日が暮れ初め、次第に寒くなってきたので、持っている服を全て着ることにした。

ようやくロープウェイに乗れたころには、この暗さになっていた。

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17:50 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷

  

まとめ

 

この日は、特に修験者の方たちが多い日だった。

遠くから聞こえるほら貝の音を聞いていると、何百年も前から同じ風景がここにあったのだなとしみじみ思えた。

天狗岳の切り立った姿は、荒々しくて神々しい。

山岳信仰が廃れることなく、現代まで脈々と受け継がれてきたことに感動さえする。

7時間ほどの長い行程となる登山だけど、一度は訪れて損がない山だと思う。

 

注意

 

今回のルートには、一部危険な箇所が含まれており、一様にお薦めするものではありません。

登山をされる場合には、自身の登山経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨みましょう。