5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【島の山旅】厳島(いつくしま)の弥山山頂には奇岩がたくさん。自然と歴史が融合した世界遺産。 ~その①~

厳島(いつくしま)ってどんな島?

 

島の山旅 第3弾は「厳島(いつくしま)」(通称は宮島)へ向かうことにした。

この島の厳島神社および弥山(みせん)原始林は、世界遺産にも登録されているので、島の存在を知っている人も多いと思う。

 

厳島の概要は次の通り。

「・厳島(いつくしま)は、日本の瀬戸内海西部、広島湾の北西部に位置する島。通称は宮島(みやじま)。

・松島・天橋立とならび、日本三景のひとつとして知られる景勝地

・最高標高535.0 m(弥山)。

・現在では人口1800人余り。

・国内外から年間300万人を超える参拝客及び観光客が訪れる。

海上に浮かぶ朱の大鳥居と社殿で知られる厳島神社は、平安時代末期に平清盛が厚く庇護したことで大きく発展した。

厳島神社および弥山(みせん)原始林は、1996年にユネスコ世界遺産に登録されている。

・平地は少なく弥山や駒ヶ林など500メートル級の急峻な山が連なっている。」

厳島 - Wikipedia

 

今回は、厳島の最高峰の弥山(標高535.0 m)を海辺から目指してみる。

場所はこちら。

 

 

トレッキング概要

 

<登った山>弥山(厳島

<とき>2017年11月11日(土)

<メンバー>母、私

<天気>晴れ

<ルート>紅葉谷公園→(紅葉谷コース)→紅葉谷分岐点→霊下堂→くぐり岩→弥山山頂→仁王門→駒ケ林山頂→(大元コース)→大元神社

<行程>

11:20 紅葉谷公園

12:30 紅葉谷分岐点

12:50 霊下堂

13:00 くぐり岩

13:10 弥山山頂

13:30 仁王門

13:50 駒ケ林山頂

15:20 大元神社

 

コース詳細はこちら。

人と神々が共に生きる島~宮島 自然めぐり:弥山登山コース

 

厳島までの道のり

 

JR宮島口駅に到着。

人が多い。世界遺産にも登録されているので外国人の方も多い。

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JR宮島口駅を出ると、歩いて3分ほどで宮島口桟橋に着く。

宮島口桟橋からは、宮島松大汽船のフェリーとJR西日本宮島フェリー宮島連絡船)の2つのフェリーが厳島までを結んでいる。

向かって、左側が宮島松大汽船。右側がJR西日本宮島フェリー

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よく違いが分からなかったので、すぐに出発しそうな宮島松大汽船のフェリーに乗り込んだ。

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後から調べて分かったのだが、JR宮島航路は宮島港行きの昼間時間帯のみ、西に少し大回りして厳島神社に近いコースをとり、満潮時には大鳥居に接近するらしい。

 

いざ出発。

 

所要時間はわずか10分。

すぐに大鳥居が見えてきた。

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フェリーを降りて、表参道商店街(清盛通り)を抜けていく。

この通りに飲食店やお土産屋が集中している。

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商店街を抜ける途中に、こんなものが。

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「宮島の大杓子(おおしゃもじ)」と言って、長さは7.7m、重さは2.5トンにもなる。宮島の杓子は全国的に有名らしい。

なんでも宮島にいたお坊さんが弁財天の夢を見て、その手に持っていた美しい琵琶の形をしゃもじにうつしたのが始まりだとか。

運をすくいとる縁起物ということで、広島カープの応援にも使われているらしい。

 

 

真っ赤な鳥居が見えてきた。

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これが大鳥居。

潮が引いたときは歩いてすぐそばまで行くことができる。

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紅葉谷公園へ向かう。

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トレッキング詳細

 

11:20 紅葉谷公園

紅葉谷公園には約700本の紅葉があり、紅葉の時期を迎えていた。

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ここから、宮島ロープフェイが頂上付近までつながっている。

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「紅葉谷コース」を登っていくことにする。

頂上までは約2.5km。

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紅葉谷コース

「四季の彩りを楽しめる弥山登山の定番コース。渓谷沿いにモミジ、カエデなど多く生育し、秋には素晴らしい彩りを楽しめます。」

人と神々が共に生きる島~宮島 自然めぐり:紅葉谷コース

 

始めは、広くて緩やかな登山道。

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後半、少しずつ道は細く、急になってくる。

天然橋から紅葉谷分岐点まで、やや急な80段の石段が続く。

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12:30 紅葉谷分岐点

ロープウエー獅子岩駅(ししいわ駅)からの道と合流するところ。

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左にロープウエー獅子岩駅、右に獅子岩展望台が見える。f:id:ryou-m:20180616161857j:plain

 

あと少しで頂上だ。

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霊下堂が見えてきた。

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12:50 霊下堂

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この霊下堂には、「きえずの火」と呼ばれるものがある。

 

「きえずの火

大同元年(806年)、大聖院を開いた弘法大師空海)が修行の際に焚かれてから、今日まで途絶えることなく燃え続ける霊火。この火で沸かした霊水は万病に効くと云われています。また、広島市平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなりました。」

奇跡の験 弥山七不思議:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社

 

しかし空海って、本当に全国どこの山にいっても必ずその名前を聞く気がする。

一体どんな人だったんだろうか。

気になる…

こんど調べてみることにしよう。

 

弥山には「弥山の七不思議」と呼ばれるものがあって、「きえずの火」はそのうちの1つとなっている。

 

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観音堂・文殊堂のわきを抜け、

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13:00 くぐり岩

 

「くぐり岩

ここをくぐれば弥山山頂へあと一歩の巨大な岩のトンネルで、通称「くぐり岩」と呼ばれています。ここ数年の地震により高さがだんだんと低くなってきたと言われています。」

奇跡の自然 弥山の奇岩:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社

 

一応やっておく。

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13:10 弥山山頂

やっと到着。

弥山展望休憩所からみた景色。

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巨大な岩がゴロゴロしている。

これらの岩は、弥山の主な地質である花崗岩が風化して生まれたものらしい。

この奇岩がつくりあげる景観怪石が、山岳信仰の礎になっていると言われている。

 

なお、獅子岩展望台の巨石郡からは、たくさんのペトログラフ(古代岩文字)が見つかっているそう。

古代にまだ知られていない文明が存在していたのかも?

 

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頂上がはげたように見えているのが、これから向う駒ケ林山頂。

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頂上から少し下ったところにある「干満岩」。

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こちらも「弥山の七不思議」のひとつ。

「その名の通り、側面にあいた小さな穴の水が潮の満ち引きにあわせ上下する巨岩。しかし、その岩穴は標高約500mの地点にあり、さらにはその水には塩分が含まれているのだとか。いまだ科学的な証明がされていない、七不思議の一つです。」

奇跡の験 弥山七不思議:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社

 

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シカは頂上付近にもいた。

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13:30 仁王門

なんとも迫力のある仁王像が並ぶ「仁王門」

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ここからは「大元コース」で帰ることとする。

「大元コース

天然記念物に指定されている弥山原始林を歩くコースです。森林が生い茂り、巨岩が多く、不思議な雰囲気を堪能しながら散策できます。」

人と神々が共に生きる島~宮島 自然めぐり:大元コース

 

13:50 駒ケ林山頂

駒ケ林山頂はこのように岩で覆われている。

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駒ケ林は、厳島合戦の古戦場となった場所でもある。

 

「1555年(天文24年)、主君大内義隆(おおうちよしたか)を殺して領国を奪った陶晴賢(すえはるかた)を毛利元就(もうりもとなり)が厳島に敗死させた戦いです。陶軍兵力は2万とも3万とも云われ、毛利軍兵力は4千から5千と云われています。普通に戦えば勝機が低いと考えた毛利元就は、巧みな謀略で陶晴賢を狭い厳島におびき寄せました。そして毛利軍は一斉に奇襲を仕掛け、陶晴賢を討ち取りました。」

宮島・弥山の歴史探訪:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社

 

この広々とした岩の上でお昼ごはんを食べる。 

広い一枚岩。

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ゆっくり休憩して、帰途に着く。

 

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岩の側面のわずかなスペースから生えた木。

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大元公園に到着。

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15:20 大元神社

「大元神社

桜の名所として知られ、嚴島神社より歴史ある神社です。ここの柿(かわら)葺屋根は日本で最も古いと言われ、現存するのは唯一ここだけです。」

人と神々が共に生きる島~宮島 自然めぐり:大元コース

 

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この神社には赤い馬がおかれている。

神馬はふつう白馬なんだが、何か意味があるのだろうか。

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そして、海へ。

すっかり潮が満ちていた。

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まとめ

 

今回は、厳島の弥山に登ったが、海抜0mから標高535への往復はなかなか登りごたえがあった。

厳島の弥山の魅力は、なんと言っても「自然と歴史の融合」にあると思う。

深い原生林が多く残る山の中に、空海の修行したお寺や厳島合戦の古戦場などが点在していて、自然と人がつくりあげてきたものが見事に調和している。

今回歩いた「紅葉谷コース」や「大元コース」は見どころが多くて、歩いていて飽きることがない。

厳島神社」などのメインスポットの観光は、次回の記事で。

 

注意

 

登山をされる場合には、自身の登山経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨みましょう。