5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【島の山旅】小豆島はまるで異空間。石の門をくぐると、洞窟に造られた真っ赤なお寺が。~その②~

碁石山(ごいしやま)へ。

 

小豆島へ渡った初日は、瀬戸内海最高峰の星ヶ城山(ほしがじょうやま)標高817mへ登った。

自然が創り上げた天然の石の門をくぐると、洞窟に造られた真っ赤なお寺があった。

そのときの様子はこちら。

 

www.gojikitakubu.com

 

星ヶ城山から下山して、次に近くの「碁石山(ごいしやま)」(434m)を目指すことにした。

 

碁石山(ごいしやま)」トレッキング概要

 

場所はこちら。

 

 

<登った山>碁石山(小豆島)

<とき>2017年11月23日(木)

<メンバー>単独

<天気>晴れ

<ルート>

一心寺→洞雲山(どううんざん)霊場碁石山(ごいしやま)霊場碁石山→洞雲山→一心寺

 

<行程>

15:15 一心寺

15:20 讃岐十景展望台

10:10 洞雲山霊場

15:50 碁石霊場

16:10 碁石

16:40 洞雲山

17:00 一心寺

 

コース詳細はこちらの資料を参照した。

 

改訂版 香川県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版)

改訂版 香川県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版)

 

 

碁石山」トレッキング詳細

 

星ヶ城山で出会った香港出身のKさんと話しているうちに、

予定が随分と遅れてしまった。

 

登山のスタートが15時。コースタイムは2時間くらい。

がんばって歩けば、日の入りには間に合うか…。

 

かなり迷ったけど、せっかく来たのだからと、行くことに決めた。

後に、この判断を後悔することとなる。

 

15:15 一心寺

一心寺(いっしんじ)から出発。

一心寺。またの名を「奥之院隼山」。

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実は、こちらのお寺は、「小豆島八十八ヶ所」の3番札所。

いわゆる、「お遍路さん」とよばれるもの。

 

「小豆島八十八ヶ所について

全工程、約150km。香川県の小豆島にあるこの霊場は、弘法大師空海)が生国である讃岐(現在の香川県)から京都へ上京または帰郷する際に、しばしば立ち寄り、島の各所で修業や祈念を行なったとされる霊験あらたかな霊場である。」

 

(中略)

 

その昔「お遍路」とは死出の旅でもありました。

不治の病にかかった人、家も家族も財産も無くした人など、人生に落胆した人や、何もかも無くなってしまった人がせめて自分の最期には仏様の御利益をいただきたいとお遍路の旅に出たということです。いつ死んでもいいように白装束を身にまとい、自分の墓標になるように金剛杖を突いて巡礼していたようです。」

小豆島八十八ヶ所めぐり The Shodoshima Pilgrimage offiicial site - 小豆島霊場会

 

昔は、遍路道で亡くなっているお遍路さんもよくいたそうだ。

お遍路さんは、まさに命がけで覚悟をもって、遍路道を歩いていた。

 

小豆島には至るところに、霊場遍路道があって、

古からの修行の島・祈りの島ということがよく分かる。

 

林道を進んでいく。

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15:20 讃岐十景展望台

讃岐十景展望台からの展望。

坂手の街並みが見える。

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「讃岐十景

1927年、香川新報社が読者投票を基に選定した香川県の観光地10選。屋島金刀比羅宮栗林公園は特選として別格扱いとされ、他の観光地から10箇所が選定された。

 

読者投票は同年9月1日から40日間、葉書もしくは新聞折込の用紙を使用して行われ、10月10日に開票。期間中、観光地の関係者の中には宿に泊り込み票読みを行う者が現れるなど白熱したものとなった。」

新さぬき百景 - Wikipedia

 

10:10 洞雲山霊場

小豆島八十八ヶ所 第一番霊場「洞雲山」へ到着。

 

こちらは大師堂。

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こちらが本堂。

「仙雲窟」という洞窟の中に、埋め込まれるようにして建っている。

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この本堂の近くの岩肌には、夏至の前後50日間のみ、

太陽の光によって「夏至観音」が浮かび上がる。

数十年前にお遍路さんが撮った写真の中に偶然見つけたらしい。

 

碁石霊場へ向かう。

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15:50 碁石霊場

境内にある大きな弘法大師像。

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そのまま奥へ進む。

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鳥居をくぐり、上へ登っていくと、現れる石像。

「浪切(なみきり)不動明王」と呼ばれる。

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「御本尊 浪切不動明王は、海上安全の仏様として日本各地で信仰されています。碁石山の立地が、海からよく見え、また海を見下ろす場所に位置しているため、ここから見守っていただく御方として浪切不動明王が相応しいと思う人の願いが反映されています。」

碁石山とは | 碁石山

 

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行者尾根と呼ばれる荒々しい岩場を登っていく。

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ウバメガシの林を抜けると、碁石山頂上に。

 

16:10 碁石

碁石山頂上へ到着。

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洞雲山へ向かう途中、道を間違えてしまう。

そのまま、まっすぐ進めば一心寺へ降りられそうでもあったが、

地図上では崖になっているし、もし道が無かった場合、

大幅な時間ロスになってしまう。

迷ったが、引き返し、正しいルートに戻ることにした。

 

もう少しで日が暮れてしまう。

次第にあせりが出てくる。

 

急にドドドと音がしたので顔を上げると、数頭のイノシシが目の前の山肌を走っていった。

 

やせた岩場の尾根へでる。

この付近は片側が切り立った崖で緊張する道が続く。

 

16:40 洞雲山

洞雲山の祠ピークへ到着。

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日が沈もうとしている。

急ぎながら、かつ慎重に足を運ぶ。

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「こんな痩せ尾根で日がくれたら本当にやばい。」

自分では慎重に歩いていたはずだったが、内心はすごく焦っていたのだろう。

再びルートを見失ってしまう。

 

森の中はどんどん暗くなってきた。

焦りで心臓がバクバクと拍動するのが分かった。

 

あと数十メートルで林道に出るはずなのに、全く道が見つからない。

道なき道を木や草をかけ湧きながら進むと、やっと林道が見えた。

 

しかし、3メートルほどの段差。

はやく道に出たいという思いで、飛び下りる。

かすり傷程度で済んだが、今考えると危険な行為だったと思う。

 

17:00 一心寺

ぎりぎり日の入りに間に合った。

胸をなでおろした。

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正直、里山だからとあまく見ていた部分があったと思う。

 

遭難するのに、標高は本当に関係ないなと思った。

低山でも命を落とすような崖もある。

また、人があまり訪れない山はコースが不明瞭なことも多い。

 

特に、この碁石山は登山コースが不明瞭な箇所がいくつもあり、危険な箇所も多い。

時間に余裕をもって行動することが何より大事だと猛省した。

 

~その③~へ続く。

 

注意

 

今回のルートには、一部危険な箇所が含まれており、一様にお薦めするものではありません。

登山をされる場合には、自身の登山経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨みましょう。