5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【島の山旅】小豆島はまるで異空間。石の門をくぐると、洞窟に造られた真っ赤なお寺が。~その③~

小豆島2日目。まずは観光。

 

小豆島上陸2日目。

まずは観光から始めた。

訪れたのは「重岩」、「エンジェルロード」、「宝生院のシンパク」の3カ所。

 

重岩

 

「重岩」は文字通り、絶妙なバランスで重なった巨石。

小豆島の西にあり、小瀬石鑓神社のご神体として祀られている。

 

駐車場から長い階段を登っていき、途中、歩きにくい岩場に出る。

 

重岩のある小瀬という地域は、大阪城の石垣にもちいる石を採石した場所として知られている。

 

「小豆島には大坂城築城に使った石垣の石切丁場跡が点在します。

秀吉時代に採石したという伝承もありますが、多くは徳川幕府による大坂城再築時によるものです。

 (中略)

 幕府はその普請を多くの西国大名に命じます。

西国大名は当初、生駒や六甲などから切り出していましたが、次第に海上輸送に便利な瀬戸内の島々に採石地を移して石を確保したものとみられます。」

大坂城石垣石切丁場跡 | 小豆島旅ナビ

  

重岩。

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実は、この重岩が人工的に造られたものか、自然にできたものか未だにわかっていない。

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エンジェルロード

 

今や小豆島の代表的な観光スポットとなった「エンジェルロード」。

1日に2回、干潮時の前後3時間の間、海の中から砂の道が現れる。

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潮が完全に引いているときは、島の脇道も歩ける。

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エンジェルロードは恋人の聖地になっていて、小高い丘には、こんなベルが置いてある。

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ここからがベストショットだと思う。

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宝生院のシンパク

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特別天然記念物『宝生院のシンパク』

シンパクで特別天然記念物に指定されたものは、わが国では本樹のみである。

シンパクは、イブキまたはビャクシンとも言われ、わが国中部以南の海岸まれに山地に自生する裸子植物で、葉形は幼樹の頃は針状で生育につれ大樹になると鱗状に変化す。」

看板より

 

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根元の周囲は16.6m、樹高約20mにもなるらしい。

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応神天皇の手植えによるものと伝えられており、樹齢はなんと1600年以上と推定されている。

 

カメラに収まりきらない大きさで、こんなに生命力を感じる木ってそうそうない。

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樹皮はまるで龍のようだった。

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「皇踏山(おうとざん)」トレッキング概要

 

場所はこちら。 

 

 

 <登った山>皇踏山(おうとざん)(小豆島)

<とき>2017年11月24日(金)

<メンバー>単独

<天気>晴れ

<ルート>

笠ヶ瀧寺→東方展望広場→皇踏山→東方展望広場→笠ヶ瀧寺

 

<行程>

08:50 笠ヶ滝不動

09:50 東方展望広場

10:20 皇踏山

10:40 東方展望広場

11:20 笠ヶ滝不動

  

コース詳細はこちらの資料を参照した。 

改訂版 香川県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版)

改訂版 香川県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版)

 

 

 「皇踏山」トレッキング詳細

 

08:50 笠ヶ瀧寺

「奥之院 笠ヶ瀧寺」からスタート。

笠ヶ瀧寺は、小豆島霊場第72番礼所。

こんな険しい岩場を、鎖を頼りに登っていかなければならない。

小豆島霊場の中でも特に険しい山岳霊場とのこと。

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笠ヶ瀧寺が見えてきた。

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険しい岩肌にはめ込まれるようにして建てられている。

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この先にの洞窟を進むと笠ヶ瀧寺の本堂にたどりつく。

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入口洞窟付近には「幸せくぐり」と呼ばれる岩があり、そこをくぐると幸せになれると言われている。

 

本堂付近は残念ながら、撮影禁止。

本堂内は岩壁がむきだしになっていて、線香の香りがたちこめ、独特な雰囲気。

そこから眺める景色は最高だった。

 

笠ヶ瀧寺をあとにし、先へ進む。

 

釣鐘の奥にある遍路道へと進んでいく。

荒々しい不動明王?の像があった。

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緩やかな傾斜を登っていく。

道は広くて歩きやすい。

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「マッタケ岩」と呼ばれる岩。

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09:50 東方展望広場

「東方展望広場」に到着。

ここからの眺めはよいので、少し休憩。

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もみじが真っ赤に紅葉している。

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よく見ると今朝歩いてきた「エンジェルロード」が見える。

なんか島がいくつかつながってない?

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調べてみると、4つの島が砂浜でつながっているらしい。

そんなことなら、奥の島まで歩いてみたかった…。

エンジェルロード | 小豆島シーサイドリゾートホテル 小豆島国際ホテル - 観光、デートスポット「エンジェルロード」を一望できる絶景のホテル

 

東方展望広場から進んでいくと、こんな石垣があった。

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近くにあった看板によると、これは「石塁(せきるい)」と呼ばれるもので、皇踏山頂上にあった山城の一部のようだ。

 

皇踏山には古くから「山城伝説」があったが、あまり資料が残っておらず、長い間詳細は分かっていなかった。

しかし、近年の調査で、少しずつ山城について明らかになってきている。

 

「平らになった山頂周辺には歴史的な遺構があり、古代山城説と中世山城説があったが、最近は後者が優勢。東西に続く尾根筋に延びる総延長1.5キロにおよぶ石塁が、在りし日を偲ばせてくれる。」

発行者:辰野 勇, 『しま山100選 登山で見つける、新しい島の魅力』, 株式会社ネイチュアエンタープライズ, 2017年, p.66.

 

「佐々木信胤(ささきのぶたね)」の星ヶ城の出城という話もある。

佐々木信胤については、こちらの記事をどうぞ。 

www.gojikitakubu.com

 

ちなみに、小豆島内にはこの石塁に似た「しし垣」と呼ばれるものがある。

 

「しし垣は、猪鹿垣とも書き、江戸時代に猪や鹿から農作物の被害を守るためにつくられたものです。

大きさは、基底幅約2メートル・高さ約1.6メートルで、総延長は島内百数十キロメートルにも及び、万里の長城とも言われました。

(中略)

しし垣の中には、開こん等によって現在、破壊されたり撤去されたりしたものもあり、おしまれています。」

環境庁 香川県 看板より

 

百数十キロってすごいな。

「しし垣」については、全国にも沢山残っているようだが、小豆島のしし垣の密度の高さは日本有数らしい。

 

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10:20 皇踏山

皇踏山山頂に到着。

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展望がよい。

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すっかり紅葉して、気持ちのよい登山道を戻っていく。

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10:40 東方展望広場

 

11:20 笠ヶ滝不動

笠ヶ滝不動奥にある釣鐘まで戻ってきた。

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皇踏山を後にし、しばらく車で走ってから振り返ると、笠ヶ滝不動が見えた。

あんな崖に建てられてたのか。

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小豆島霊場には、笠ヶ滝不動を含めて、山谷や自然の地形を利用した「山岳寺院」がいくつか存在する。

1000年以上も前に建てられ、現在まで守り続けられてきたことを思うと、その歴史の重みを感じた。

 

~その④~へ続く。

 

注意

 

登山をされる場合には、自身の登山経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨みましょう。