5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【島の山旅】「ラピュタ」をうろ覚えのまま、友ヶ島へ行ってみた。 ~その①~

友ヶ島(ともがしま)ってどんな島?

 

島の山旅 第8弾は「友ヶ島(ともがしま)」。

 

友ヶ島の概要は次の通り。

和歌山市北西加太沖に浮かぶ無人島群、瀬戸内海国立公園紀淡海峡に浮かぶ沖ノ島(おきのしま)・地ノ島(じのしま)・虎島(とらじま)・神島(かみじま)、この4島を総称して友ヶ島と呼んでいます。

島内は、緑深い照葉樹林が道の上まで覆っており、木陰の中をハイキングすることができます。また、他にも様々な植物や磯の生きものなどが生息する自然の宝庫となっています。

(中略)

また、友ヶ島は、明治時代から終戦まで大阪湾を防衛する由良要塞の拠点のひとつとして旧陸軍により使用されていました。戦争が終わった後、砲台は取り壊され大砲は処分されましたが、島には今も砲台跡や弾薬庫跡などがあります。」

和歌山市観光課パンフレットより

 

友ヶ島は、和歌山市の沖合に浮かぶ4つの無人島の総称。

旧陸軍の要塞の拠点として使用されていたが、現在も、島内には軍の遺構が数多く残っている。

 

その廃墟の様子が、ジブリ映画「ラピュタ」の世界観と似ているということで、SNSなどで話題となり、多くの人がこの島を訪れている。

ラピュタって、小さいときに何度か観たことあるけど、あまりよく覚えていない。

三つ編みしたおばあさん海賊が、めちゃくちゃデカい肉食って、虫みたいな乗り物を乗り回す映像しか出てこない。

 

うろ覚えのまま、とりあえず沖ノ島の最高地点コウノ巣山(標高:119m)を目指すことにした。

 

友ヶ島までの道のり。

 

このときは前日入り。

夜に、南海加太駅に到着。

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駅から歩いて10分ほどのところにある「民宿 大津屋」。

今夜はここに泊まります。

和歌山加太の民宿 大津屋

 

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ここは、料理がとりあえずすごい。

魚料理をお腹いっぱい食べられます。アジの刺身、アナゴ鍋などなど。

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ああ美味しかったと部屋に戻ったとき、あることに気がついた。

「そうだ、明日の昼ご飯買うの忘れてた。」

コンビニでも行くかと思って民宿のご主人に声をかける。

 

私 「このあたりにコンビニってありますか。」

主人「ああ、あるけど。歩いたら40分くらいかな。」

私 「え。(往復で1時間20分ってことか…)」申し訳ないのですが、おにぎりとかでも結構ですので、簡単なお弁当を作っていただくことできないでしょうか。」

主人「そういうのはやってなくてね、すまないね。なんだったら買いに行ってあげるよ。」

私 「いいんですか。ありがとうございます。じゃあお願いしてもいいですか。」

 

主人は原付で買いに行ってくださると言うので、欲しいものを伝えた。

わざわざ買いものまで行ってくださって、本当に親切なご夫婦でした。

 

08:30に民宿を出発。

寝ているとき、波の音がすごく近くに聞こえるなと思っていたら、民宿のすぐ前は「加太海水浴場」という場所だった。

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昭和にタイムスリップしたかのような町の通りを抜ける。

金鳥」の看板を観たのは久しぶり。まだ残ってるんだな。

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加太港の乗り場に到着。

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友ヶ島汽船のともがしま号で友ヶ島に向かいます。

所要時間は約20分。

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友ヶ島のひとつ虎島(とらじま)が見えてきました。

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地層が斜めに走っている。

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野奈浦桟橋(のなうらさんばし)に到着。

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この桟橋は、友ヶ島のひとつ沖ノ島(おきのしま)にあります。

沖ノ島は、友ヶ島の4つの島の中で最も大きい。

 

「コウノ巣山」トレッキング概要

 

場所はこちら。

 

 <登った山>コウノ巣山(友ヶ島

<とき>2018年01月

<メンバー>単独

<天気>晴れ

<ルート>野奈浦桟橋→海の家→第2砲台跡→友ヶ島灯台→子午線広場→第1砲台跡→池尻キャンプ場→孝助松海岸→旧海軍聴音所跡→第5砲台跡→小展望台→コウノ巣山展望台→第3砲台跡→南垂水キャンプ場→深蛇池→虎島→野奈浦桟橋

<距離>18km

<行程>

09:30 野奈浦桟橋

09:40 海の家

09:55 第2砲台跡

10:15 友ヶ島灯台

10:20 子午線広場

10:25 第1砲台跡

10:35 池尻キャンプ場

10:40 孝助松海岸

11:00 旧海軍聴音所跡

11:20 第5砲台跡

11:40 小展望台

11:50 コウノ巣山展望台

12:00 第3砲台跡

13:20 南垂水キャンプ場

14:10 深蛇池

14:40 虎島

15:30 野奈浦桟橋

 

コース詳細はこちらの資料を参照した。 

和歌山県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版 29)

和歌山県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版 29)

 

 

こちらもどうぞ。

和歌山市観光協会 公式HP|和歌山の自然・景観 友ヶ島

 

「コウノ巣山」トレッキング概要

 

09:30 野奈浦桟橋

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桟橋から反時計周りに歩きはじめる。

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無人島の遊歩道のわりに、道幅がかなり広い。

これは軍用道路として使うため、幅広くつくられたようだ。

 

09:40 海の家

宿泊施設「海の家」。

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広い庭でバーベキューやったら気持ちよさそうだな。

 

島の淵に道が作られている。右側は崖。

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旅館があった。

今もやってるのかな。

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いややってないな…(旅館の横にあった自動販売機)。

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09:55 第2砲台跡

第2砲台跡。

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砲台とは、大砲設置するための台のこと。

外国船が、和歌山と淡路島の間の海峡に侵入した際に、砲撃することを目的に造られたのだそう。

 

紀州藩は幕末から、紀淡海峡を北上して大阪湾に侵入する外国船を監視する目的で、友ヶ島に『友ヶ島奉公』を設置していました。

明治になり、国土防衛の重要性が増すなか、1889年、陸軍は淡路島の由良から友ヶ島を経て、加太に至る紀淡海峡地区に砲台群の設置を計画、淡路島の由良地区に11か所、友ヶ島地区に6か所、加太地区に8か所に砲台を設置し、これらを『由良要塞』と称しました。

このようにして設置された友ヶ島の6か所の砲台のうち、第1~第5砲台までがここ、沖ノ島にあり、第1・2・5砲台は島の西端に設けられ、海峡にさしかかった船舶を待ち伏せ・真横から砲撃することを目的とし、また、第3・4砲台は視界を持つ山頂付近にあり、長時間の砲撃が可能になっていました。」

看板より

 

淡路島の由良地区がすぐ先に見える。

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砲台は、設置されたものの、第2次世界大戦終了まで使用されることはなかったそうだ。

この第2砲台は、終戦時に使用を禁ずる目的で爆破された。

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上から見ると、手前の砲台が丸い形を保っているのがよく分かる。

あの円形の台の中央に大砲が設置されていた。

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道は狭くなり、完全にトレッキングコース。

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10:15 友ヶ島灯台

明治5年(1872年)、日本で8番目にできた洋風建築の灯台で、今も活躍している。

150年近く働いてるってことか。

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10:20 子午線広場

日本標準時子午線が通る場所。

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日本では、ここが日本標準時子午線が通る最南端の地になる。

 

10:25 第1砲台跡

第1砲台跡。

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10:35 池尻キャンプ場

蛇ヶ池(じゃがいけ)近くにある池尻キャンプ場。

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10:40 孝助松海岸(こうすけまつかいがん)

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11:00 旧海軍聴音所跡

「大阪湾に進入する潜水艦のスクリュー音を24時間体制で警戒し、有線式の機雷で迎撃する施設。

正式名は『紀伊防備隊友ヶ島衛所』」

旧海軍聴音所跡|和歌山市

 

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友ヶ島に残る遺構は旧陸軍のものがほとんどだが、この旧海軍聴音所跡は海軍によって造られた施設。

どのようにしてスクリュー音を聞いていたのだろう。

 

半地下になっていて、中は薄暗い。

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レンガはところどころ崩れおちている。

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第5砲台跡に向かう。

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11:20 第5砲台跡

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「当時の第5砲台は、スナイドル・カネー方式12cm速射カノン砲を6門編成で設置されており、第1・第3・第4砲台の死角となる北側の防衛を目的とした役割を担っていました。現在の第5砲台跡は、全体として砲台の原型をよく留めており、明治期の国防の姿を今に伝えています。」

看板より

 

弾薬支庫。

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砲座(大砲の設置場所)。

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つぶれた鍋。

もしかして陸軍が残していったやつかな。

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11:40 小展望台f:id:ryou-m:20181027184030j:plain

 

11:50 コウノ巣山展望台

沖ノ島の最高地点コウノ巣山(標高:119m)。

頂上は、ベンチがあって展望のよい広場になっている。

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さっきいた灯台が中央に見えます。f:id:ryou-m:20181027184122j:plain

 

次回は、ラピュタっぽい場所が続々現れます。

~その②~へ続く。

 

注意

 

登山をされる場合には、自身の登山経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨んでください。