5時帰宅部

「上手な働き方」と「上手な遊び方」について考え、実践し、発信していくブログ。 将来的に、仕事と遊びの区別なく生きていくのが目標。

【沼島】その① 石仏山の山頂には、無数の鳥居が並んでいる。

沼島(ぬしま)ってどんな島?

 

島の山旅 第9弾は「沼島(ぬしま)」。

 

沼島の概要は次の通り。

「・淡路島の南4.6km、紀伊水道北西部に浮かぶ島。兵庫県南あわじ市に属する。

・面積2.71km2、周囲9.53km、 最高地点は117.2m。

瀬戸内海国立公園の一部。

・人口473人(2017年4月末現在)。」

沼島 - Wikipedia

 

沼島は、国生み伝説が残る不思議な島。

日本書記には、神々が最初に生み出した島「おのころ島」について記載されているのだが、その島がこの沼島ではないかというわけ。

淡路島の隣に浮かぶ、この小さな島にどのような伝説が残っているのか、一度見てみようと思い沼島へ向かった。

1周4時間ほどで歩けるコースがあり、最高峰は石仏山(いしぼとけやま)。

さっそくこの1周コースを歩いてみることにした。

 

沼島までの道のり。

 

淡路島・土生港の乗り場に到着。

f:id:ryou-m:20181129210236j:plain

 

沼島汽船で沼島へと向かいます。

所要時間はわずか10分。

f:id:ryou-m:20181129210342j:plain


 沼島港に到着。

 

「石仏山」トレッキング概要

 

場所はこちら。 

 

 

<登った山>石仏山(沼島)

<とき>2018年02月11日(日)

<メンバー>単独

<天気>晴れ

<ルート>沼島港→沼島灯台→山ノ大神社→上立神岩→古水ノ浜→おのころ神社→梶原五輪塔→沼島庭園→沼島八幡神社→神宮寺→観光案内所→沼島港

<距離>13km

<行程>

07:15 沼島港

08:20 沼島灯台

08:30 山ノ大神社

09:10 上立神岩

10:10 古水ノ浜

11:00 おのころ神社

11:20 梶原五輪塔

11:30 沼島庭園

12:30 沼島八幡神社

12:40 神宮寺

13:10 観光案内所

13:20 沼島港

 

コース詳細はこちらの資料を参照した。

http://nushima-yoshijin.jp/nushima/wp-content/themes/nushima/see-know/img/pamphlet.pdf

 

こちらもどうぞ。

http://www.nijinet.or.jp/Portals/0/pdf/yama100/sheet/021.pdf

  

「石仏山」トレッキング概要

 

07:15 沼島港

港はきれいに整備されています。

f:id:ryou-m:20181129211039j:plain

 

沼島の案内図。

f:id:ryou-m:20181129211058j:plain


現在地から左周りで島を1周します。

f:id:ryou-m:20181129211138j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129211201j:plain

 

「沼島の生活必需品である手押し車。

漁具や魚、生活用品の運搬には欠かせない。」

南あわじ市立沼島中学校「総合的な学習」沼島を知る活動より

 

仏山の山頂にある沼島灯台を目指します。

f:id:ryou-m:20181129211417j:plain

 

実はこの沼島には近畿自然歩道の一部が設けられている。

f:id:ryou-m:20181129211445j:plain

 

 「離島振興(生活環境保全林整備)事業

沼島には、アカマツクロマツが島全体に生えていましたが、松くい虫マツノザイセンチュウ)により、ほとんどのマツが枯れてしまいました。さらに、マツが倒れ、ツルが茂り、森林が持つ公益的機能(人々に安らぎを与える役割・生活の場を潤す役割)を十分に果たすことができなくなりました。

そこで倒れたマツやツルを切り、木が少なくところには木を植え、残した木もさらに大きくなるように手をかけてやり、役割を十分に果たしてくれる森林をめざしました。森林の中の道は、人が森林を利用しなくなるとともに荒れていき、倒れたマツやツルにより人も歩けない状態でしたが、現在では、近畿自然歩道≪岩礁の島 沼島をめぐるみち≫にも指定され海釣客や森林散策などに利用されています。」

兵庫県洲本農林水産事務所 看板より

 

しばらくはアスファルトの道。

f:id:ryou-m:20181129211533j:plain

 

アスファルトの上にうっすら枯葉が積もっている。

f:id:ryou-m:20181129211716j:plain

 

ベンチがぽつんとあります。

シュールだけど、なんかこの風景は好き。

淡路島がすぐ近くに見える。

f:id:ryou-m:20181129211741j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129211834j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129211859j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129211925j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129211944j:plain

 

島内には、このような石仏が点在している。

f:id:ryou-m:20181129212008j:plain

 

実はこれ、ミニ八十八ヵ所。 

「明治時代、戦争や伝染病で多くの人が亡くなり、その慰霊のために島内の八十八ヵ所にお地蔵様が祀られた。」

あわじ環境未来島構想推進事業・ふるさと自立計画推進モデル事業・国生みツーリズム実行委員会 作成パンフレットより

 

小さな島なので、隣同士がこんなに近い。

f:id:ryou-m:20181129212044j:plain

 

08:20 沼島灯台

仏山山頂に建つ沼島灯台

f:id:ryou-m:20181129212107j:plain

 

この沼島灯台は悲しい歴史を持っている。

「南海丸遭難事故」を契機に、昭和36年に点灯した。

 

「南海丸遭難事故

昭和33年1月26日の17時ごろ、徳島地方気象台は強風注意報を出したが、南海汽船所属の旅客船「南海丸」は、17時30分頃に和歌山港へ向け小松島を出港した。

同日18時28分ごろに無線電話で危険を知らせる連絡を最期に消息を絶った。当時、南海丸がいた沼島付近は平均風速17ないし20メートル、平均波高4ないし5メートルの悪天候であった。直ちに僚船や海上保安庁の巡視船らによる救助体制がとられた。翌々日の1月28日の16時ごろに沼島の南西2.4海里の水深約40メートルに沈没している船体が発見され、その後船体は引き上げられたが、旅客139名乗組員28名の167人全員が死亡もしくは行方不明となる大惨事になった。」

沼島観光マップより(作成者不明)

 

f:id:ryou-m:20181129212157j:plain


08:30 山ノ大神社

しばらく歩くと、ふいに黄色の鳥居が目に飛び込んできた。

f:id:ryou-m:20181129212222j:plain

 

みると奥までずらーっと並んでいる。

f:id:ryou-m:20181129212248j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129212304j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129212324j:plain

 

これは山ノ大神社(通称:山の神さん)の鳥居とのこと。

この神社の祭神は「鉄王稲荷大明神」で、豊漁と航海安全の神で鉄王でもあるらしい。

この神様は海のかなたからやってきた渡来神とも伝えられている。

f:id:ryou-m:20181129212355j:plain

 

沼島を含めた淡路島では、「海人族」と呼ばれる人たちが金属器による先端文化をもたらしたことが知られている。

もしかするとこの「海人族」と何かゆかりがあるのでは?と考えてしまった。

詳しいことはこちらを参考に。

kuniumi-awaji.jp

 

09:10 上立神岩

上立神岩は波打ち際まで降りて、間近に観ることができる。

f:id:ryou-m:20181129212611j:plain

 

「上立神岩

高さ約30mを誇る巨石。

その形状から、国生み神話にある天の沼矛のモデルとも、天の御柱のモデルともいわれる。最近では中心にある❤マークが有名で、恋愛成就のパワースポットとして訪れる人が増えている。」

あわじ環境未来島構想推進事業・ふるさと自立計画推進モデル事業・国生みツーリズム実行委員会 作成パンフレットより

 

たしかに真ん中に❤マークがある。

f:id:ryou-m:20181129212635j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129212711j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129212741j:plain

 

この島では、岩礁のことを「バエ」と呼ぶそうだ。

分かりにくいが、左下にある平たい岩礁が「平バエ」。

3月の「龍宮祭り」では、この平バエで祭事が行われる。

f:id:ryou-m:20181129212804j:plain

 

右側の岩場に目をやると…

f:id:ryou-m:20181129212825j:plain

 

釣り人!

すごい場所で釣りしてる。

そもそもどうやってあそこにたどりついたのか。

 

気持ちのよい歩道を進みます。

f:id:ryou-m:20181129212854j:plain

 

振り返れば、上立神岩が。

f:id:ryou-m:20181129212915j:plain

 

海が青い。

f:id:ryou-m:20181129212934j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129212958j:plain

 

10:10 古水ノ浜

古水ノ浜に着いた。

沼島最大の砂浜。

f:id:ryou-m:20181129213021j:plain

 

眺めは良いのだけど。だけど、いかんせんゴミが多かった。

はるばる外国から流れ着いたものも。

昔はキャンプ地として親しまれていたそうだが、今は訪れる人も少ないとのこと。

f:id:ryou-m:20181129213038j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129213123j:plain

 

f:id:ryou-m:20181129213138j:plain

 

道すがら、立派なお地蔵様に出会った。

この「波切地蔵」は、さきほどの「南海丸遭難事故」の慰霊のため建てられたもの。

f:id:ryou-m:20181129213156j:plain

 

ようやく沼島港周辺の集落まで戻ってきました。

f:id:ryou-m:20181129213215j:plain

 

次回は、国生み伝説の伝わる神社など沼島の歴史に迫っていきます。

~その②~へ続く。

 

注意

 

トレッキングをされる場合には、自身の経験と技術に見合ったコースを選択し、十分な装備を持って臨んでください。