2019年04月24日更新
2013年に「KOBE 六甲全山縦走大会」に参加しました。
「KOBE 六甲全山縦走大会」は、須磨浦から宝塚までの山道56kmを一日で歩く大会です。
途中、全身のありとあらゆる筋肉がつって、まともに歩くことができなくなりましたが、なんとかゴールまで辿り着きました。
早朝5時頃に須磨浦を出発して、宝塚に着いたのは確か21時過ぎだったと思います。
すごく大変な山旅だったけど、きれいに整備された登山道や、変化に富んだ地形が今でも着強く印象に残っています。
六甲山縦走大会をなつかしく思い、ネットで六甲山について検索していると、偶然面白そうなコースを見つけました。
六甲山縦走大会は西から東へ進んでいくコースだったが、今回見つけたのは芦屋から有馬温泉まで南から北へ歩くコースです。
六甲山はもう一度歩いてみたいと思っていた山だったので、早速友達のU君を誘って、六甲山に向かいました。
六甲山ハイキングの概要
<コース>阪急芦屋川駅→ロックガーデン→万物相→風吹岩→雨ヶ峠→東お多福山→六甲山最高峰→有馬温泉街
<とき>2017年3月18日(土)
<メンバー>U君、私
<手段>徒歩
<天気>くもり
<行程>
08:10 三ノ宮駅
09:00 阪急芦屋川駅
09:30 ロックガーデン
10:00 A懸垂岩
10:20 万物相
10:40 風吹岩
11:20 雨ヶ峠
11:40 東お多福山(昼食)
13:10 六甲山最高峰
14:30 かんぽの宿有馬(有馬温泉街を観光)
17:00 有馬温泉駅
18:00 三ノ宮駅
六甲山ハイキングの詳細
08:10 三ノ宮駅に到着。
ここから阪急電車に乗って、阪急芦屋川駅へ向かいます。
09:00 阪急芦屋川駅に到着しました。ここから登山開始です。
イノシシが出没するらしく、イノシシの注意書きが至るところに貼られていました。
駅前にはハイカーが多く、トイレへ行ったり、ストレッチしたりして皆、歩く準備をしていました。
芦屋の高級住宅街を抜けていきます。
09:30 ロックガーデン着。
ネットでもよく見る場所です。この中を通過していきます。
ロックガーデンを過ぎると、すぐに「高座の滝」が現れます。
ここから、たちは「地獄谷」コースへと進んでいくつもりだったのですが、なかなか入り口が分かりません。
人に聞いてようやく地獄谷への入り口を見つけ、登り始めました。
さすが「地獄」という名前が付くだけあります。
最初から結構道は厳しいです。
まるでアスレチックのようです。
三点確保で慎重に進んでいきます。
U君はガシガシ登っていきます。
地獄谷ではこのような岩場が連続して現れます。
足もそうですが、まず腕が疲労してきます。
下から見上げると、この迫力です。
10:00 A懸垂岩へ着くきます。
登山開始から1時間ほどしか経っていないですが、汗はダラダラ。
A懸垂岩は足場があって比較的登りやすそうだったのですが、下りてこれそうになかったのでやめておきました。
A懸垂岩の横を通過していきます。
谷を抜け、ここからは尾根を歩いていく感じです。
ここからは眺めがよいコースになります。
奇岩が次々と現れます。
こんな細い道を通ることもあります。
気持ちのよい尾根道です。
岩がもろく、手でも簡単に崩れます。
風化しやすいので奇岩がたくさんできたのでしょうか。
片足ほどがやっと置ける細い道です。
10:20 万物相にようやく到着しました。
一度見たかった景色です。
岩の風化のしかたがとても面白く、独特な形をなしています。
とても眺めが良かったので、しばらくここで休憩しました。
10:40 風吹岩着
11:20 雨ヶ峠着
雨ヶ峠から東お多福山へ向かう道です。
とても気持ちがよい草原です。
かつて、東お多福山には六甲系最大のススキ草原が広がっていたそうです。
しかし、戦後の採草活動や山火事の減少などにより、ネザサの勢力が増して、ススキが極端に減少しているようです。
11:40 東お多福山に到着しました。
頂上はひらけた場所なので、ここで昼食をとることにしました。
ご飯を食べ、再び歩き始めます。
六甲山最高峰まであと少しです。
13:10 六甲山最高峰です。
六甲山の標高は931mです。
曇っていたせいか、それほど景色は良くなかったです。
ここで昼食を食べている人が多かったです。
六甲山から有馬温泉までは整備された道が続きます。
道幅も広くて歩きやすいです。
倒木に大量のきのこ。
整備された道。
結局、イノシシと遭うことはありませんでした。
14:30 かんぽの宿有馬に到着しました。
温泉に浸ることとします。
温泉は黄色(黄金色?)に濁っています。
浸かっていると、すぐに身体が熱くなってきました。
その後、有馬温泉街を観光しました。
ミンチカツ、たこ焼き、はんぺんみたいなやつを食べ歩きしました。
道には飛び出し坊や。………坊や!?
まとめ
今回の山旅は、芦屋からスタートし、六甲山最高峰を通過し、有馬温泉へと向かうコースでした。
六甲山を南から北へと抜けていきました。
体力と技術が要求される岩場や、独特な形を成した奇岩、広々とした草原に、きれいに整えられた山道など、次々と変わる景色を楽しむことができました。
また、最後に有馬温泉で汗を流し、温泉街をゆっくり巡ることができました。
六甲には見所がたくさん詰まっています。
噛めば噛むほど味がでる。六甲はそんな山だと感じました。