2019年04月24日更新
本棚がいっぱいになりました。
本棚が3つあるのですが、とうとう全て一杯になってしまいました。
行き場を失った本たちが、机の上や床の上に平積みされ、部屋は足の踏み場がなくなりつつありました。
一時期は本棚を増やすことも考えました。
無理をすれば、あと一つくらいは置けなくもないです。
しかし、部屋はかなり狭くなるし、そもそも、その4つ目の本棚もいずれ一杯になるときがきます。
ついに本を手放すことに決めた。
最初から答えは出ていたのです。
そう今こそ本を手放すときなのです。
しかし、私はこれまで本を手放したことがありませんでした(だからこそ本棚3つ分も本がたまってきたのです)。
本を手放せなかった最大の理由は「読み返したいときに手元にないのが嫌」ということです。
しかし、よく考えてみると、読み返したい本などそれほど多くありません。
多くの読み返さない本は場所をとっているだけで、自分になんら有益なものを与えてないことに気が付きました。
手放した後、どうしても必要であれば図書館で借りるなり、本屋で買うなりすればいいだけのことです。
そう考えると、ふっと本を手放そうと思えるようになりました。
とりあえず分類してみよう。
どうやって処分する本を選びだせばよいのか。
私は、大量の本の前で立ち尽くしてしまいました。
そこで、仕分けのルールを以下のように決め、分類していきました。
本を手放すのに一役買った「読書記録」。
この仕分けルールの中で、キーとなっているのが「読書記録」です。
本を見返していると、「この本読み返さないけど、手元に残しておきたい情報が書かれているんだよな。」という本と出くわします。
このような本って意外と多くて、本棚のかなりの割合を占めています。
昔の私なら、間違いなく手放さなかったと思うが、今は「読書記録」をつけているおかげで、このような本も手放せるようになりました。
手元に残しておきたい情報だけを読書記録に抽出して残しておけば、それでいいと考えられるようになったからです。
どうしても、その本が必要となれば、読書記録を元に入手すればいいのです。
今は、本当に大切な本や頻繁に読み返す本以外は、読書記録さえ残していれば大丈夫だと思えます。
読書記録に関しては、こちらの記事をどうぞ。 www.gojikitakubu.com
本を手放してみて
手放すことに決めた本は、全て売りにいきました。
手放した本はそれほど多くは無かったけど、全部で50冊以上はあったと思います。
そんな風にして、初めての「断捨離」は終わりました。
あれほど本を手放すのが嫌だったのに、いざやってみるとそれほど苦ではありませんでした。
それどころか少し清々しい気持ちにさえなりました。
また、手放すことによって得られたものもいくつかありました。
- 部屋が片付いて気分がいいこと。
- 自分にとって大事な本が何かが明確になること。
- 自分に合わない本がどういう本かが分かり、次から吟味して選ぼうと思えたこと。
本棚の空いたスペースを見ると、次はどんな本と出合えるのだろうと楽しみになってきました。