2019年05月06日更新
大人になると、運動する機会がめっきり減ります。
「そろそろ運動しなきゃなあ」と一念発起してジョギングを始めるのですが、これが毎回続かないのです。
始めた頃はやる気に充ち溢れて、しっかりと計画まで立てて、週に3回くらい走るんですが、それがいつのまにか週2回になり、週1回になり、最終的にやらなくなってしまいます。
そんなことをもう何度も繰り返してきました。
なぜ続かないのか分析してみた。
なぜ同じ失敗を何度も繰り返してしまうのでしょう。
ジョギングが続かない理由を分析してみました。
つまり、ジョギングが続かない最大の理由は、目標を高く設定していたことにあると考えられます。
目標を立て直す。
以前の目標はだいたいこんな感じでした。
- 週3回以上、必ず行うこと
- 最低5km以上走ること(少しずつ距離を伸ばしていく)
- 7分/kmのペースで走ること(少しずつペースを上げていく)
「少しずつ距離を伸ばしていく」と「少しずつペースを上げていく」というのがポイントで、常に向上していかないといけないという気持ちが見え隠れしているのが分かります。
それゆえに、思ったように距離が伸びなかったり、ペースが上がらなかったりすると、それだけで目標が達成できていないと感じるようになり、次第に走るのが苦しくなっていきました。
そして、そのうち、「週3回以上行うこと」すら守れなくなっていきました。
そこで、目標を新たに立て直すことに決めました。
新たに目標を立てるにあたって、条件を定めることにしました。
条件①:ムダな目標を排除する
一番の目標は継続することです。
よって、距離やペースに関する目標はすべて排除し、「回数」のみを目標に置くことにしました。
条件②:ハードルを低くする
確実に守れそうな低い目標を定めます。
この条件2つを踏まえた上で、立てた目標がこれです。
「週1回行う」
とてもシンプルになりました。
距離やペースについては定めていません。
その日の気分で長い距離を走ってもいいし、短い距離で終わってもいいことにします。
ペースについても同様に自由とし、ウォーキングでもよいことにしました。
計画を立て直すだけで、ジョギングが続くようになった。
この計画は2012年くらいに立てました。
5年ほど経ったが、結論から言うとジョギングは続いています。
昨年は1年間で60回くらいジョギング(またはウォーキング)をしたから、「週1回行う」という目標はクリアできています。
毎年、大体同じペースでゆるくやってきています。
長い距離を頻繁に走っているランナーの方にとっては、なんだそれくらいと思うかもしれません。
しかし自分にとっては、ゆるくとも5年間続けてこられたということに非常に意味があります。
まとめ
何か続けたいと思っていても、なんとなく続かないという人は、目標の立て方がまずいのかもしれません。
これを機会にもう一度、目標設定を見直してみましょう。
続けるコツは以下の2つのみです。
- 本当に達成したい目標を見極め、それ以外の目標を排除する。→私の場合、「回数」のみを目標に残して、「距離」や「ペース」に関する目標を排除しました。
- ハードルを低くする。→確実に守れそうな低い目標を定めます。これにより、目標が達成できなくてモチベーションが下がるということを防げます。