5時帰宅部

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計画が受験の合否を決める!やみくもに勉強する前にまずは計画

2019年05月08日更新

 

“あること”をしていなければ、私の大学受験はもっと苦労していただろうと思います。
逆にもっと早く“あること”をしていれば、ずっと楽に受験を乗り切れたと思います。

“あること”とは、すなわち「計画を立てること」です。
信じられないことかもしれませんが、私は受験勉強を始めた頃、何の計画も立てていなかったのです。
授業を聞いて課題さえ提出していれば、大学受験は何とかなると信じていました。
つまり、与えられたものだけこなしていればいいというような考えでいました。
完全な思考停止です。

 

 

周りの勉強できる人は“計画”していた。

 

受験が本格的に始まり、塾に入った私は、毎日自習室へ通うようになりました。
自習室に通っていると、友だちがどんな勉強をしているのか何となく見えてきます。
成績が思うように上がらなかった私は、勉強できる友だちをそれとなく観察し始めました。
すると、彼らは見たことのない問題集を解いていました。
聞くと、自分で選んで買ったと言うのです。
そして、それを計画を立てて進めていました。
さらに、学校で出された課題も全てやるわけではないと言っていました。
私は衝撃を受けました。
勉強できる彼らは、自分で必要なものを選び、不要なものを捨て、計画を立てて進めていたのです。

 

なお、学校の課題がすべて不要というわけではなく、自分で選択し、計画を立てる姿勢が大事ということです。

 

目指す大学も違えば、苦手な箇所も違う。

 

各々、目指す大学も違えば、苦手な箇所も違います。
それぞれの取り組む勉強の内容も違っていて、当然です。
僕は、ようやくそこで、学校から与えられたものをこなすだけではダメだということに気付きました。
同時に、自分で必要なものを選び、不要なものを捨て、計画を立てて進めていくことが必要であると理解しました。

 

自分だけの計画を立てる。

 

残念ながら、学校は勉強は教えてくれるけど、一人一人の計画までは立ててくれません。
だから、自分で、自分だけの計画を立てる必要があります。
計画を立てるときのポイントは2つです。

 

①合格するために何が足りないのか洗い出す

 

まずは、できていない箇所やまだ手をつけていない箇所を見つけ出します。
模試などをうまく使えば、自分の弱点を効率的に知ることができます。

 

②足りないものを補うために何をすればよいか決める

 

今の実力から合格レベルに達するまでに必要な教材を選びます。
そして、その教材をいつまでに終わらせるのかを決めます。

 

やみくもに勉強を始めるまえに、まずは立ち止まって計画を立てること。

 

受験勉強は、やみくもに始めてはいけません。
まずは計画を立てるところからです。このステップをおろそかにしてはいけません。
計画とは、目標への最短の道筋を教えてくれる地図のようなものです。
道筋がはっきり分かっていれば安心して勉強に取り組めます。
あとこれだけやれば合格ラインに達すると見えるからです。
道筋が見えているのと見えていないのでは、結果に大きな差が生まれます。