2019年05月10日更新
登山と一言で言っても、様々なスタイルがあります。
これまで色んなスタイルの登山やハイキングを楽しんできました。
- 手を使わないと登れないような岩場の多いルートをがしがし登っていく登山
- テントを背負って森の中でキャンプする登山
- いくつかのピークを連続して歩く縦走スタイルの登山
- 快適な山道をスピーディに進んでいく登山
- ロングトレイルをゆったり歩くハイキング
「島の山旅」が気になっている。
どのスタイルの登山やハイキングにもそれぞれに面白さがあるのですが、最近特に気になっているのが「島の山旅」です。
「島の山旅」は、文字通り「島」にある「山」を散策するスタイルの旅です。
なお、この「島の山旅」というのは、私が勝手に呼び始めたわけではありません。
(まだまだ浸透しているとは言い難いですが、雑誌や本でたまにこの言葉を見かけることがあります)
“小豆島”の山旅
「島の山旅」が気になり始めたきっかけが “小豆島”です。
小豆島には登れる山がいくつかあります。
最も高い星ケ城山(ほしがじょうやま)の標高は816mにもなり、瀬戸内で最高峰となります。
また、そのふもとにある寒霞渓(かんかけい)という渓谷は、紅葉が見事で、日本三大渓谷美としても知られています。
さらに、島の東に位置する拇指嶽(おやゆびだけ)は、瀬戸内を代表するロッククライミングのゲレンデがあることで有名です。
そのとき、登ったのは紅葉の時期の星ケ城山で、紅葉の色合いもキレイだったし、頂上からの眺めも高度感を味わえてよかったです。
下山後は温泉に浸かって、「二十四の瞳映画村」や「エンジェルロード」などを観光しました。そして、最後はゆっくり海を眺めて帰ってきました。
日帰りだったけど、イベントが盛りだくさんで充実した山旅となりました。
「島の山旅」の魅力
「島の山旅」には次のような魅力があります。
- 船に乗ることで、非日常感を味わえる。
- 海抜0mからの山登りを体験できる。
- 山頂に着いたとき、眼下に海が広がっているため高度感を味わえる。
- 季節によっては、海のアクティビティも楽しむことができる。
- 島特有の文化に触れることができる。
日本には、登れる島がこんなにもある。
日本には、6000以上の島があるそうです。
その中で、公益財団法人日本離島センターというところが、「しま山100選」というリストを出しています。
「標高がおおむね100m以上」というのを条件として挙げられており、地図も掲載されているので、「島の山旅」で利用するには最適なリストとなっています。
「島の山旅」というジャンルに挑戦したい。
これから、「しま山100選」をもとに、面白そうな島をピックアップし、実際に訪れてみようと思います。
また、日本だけでなく、海外にも面白そうな島はたくさんあります。
済州島(韓国)やニューカレドニア島なども、一度は訪れてみたい場所です。
「島の山旅」がどういうものか体感し、その魅力をブログで伝えていければと思います。
さっそくだが、来月には“屋久島”を訪れる予定です。
トレッキングが人気の島で、「島の山旅」にはもってこいの島だと言えます。
「島の山旅」の魅力をたくさん探してこようと思います。
「島の山旅」に出るときに役立つWebサイトと本は、こちらの記事にまとめました。