5時帰宅部

”自由に””身軽に”生きる。

会社がつらいくてやめたいと思ったら、その理由を掘り下げてみる

2019年05月11日更新

 

今日、会社辞めたいと思いました。
別に特別なことがあったわけではないのだが、そう感じました。
これが初めてというわけではなく、今まで何度もあります。
以前は、「会社辞めたい」という考えが浮かぶと、そんなことを考えてはいけないと自分に言い聞かせていました。

 

「辞めてどうする。」
「他の会社に行っても同じ。」
「甘えるな。」
「逃げてはダメだ。」
「自分よりつらい人は沢山いる。」

 

そういった言葉で「会社辞めたい」という気持ちを封印し、思考停止に陥っていました。
ただでさえツライ状況なのに、さらに自分自身を精神的に追い込んでいたように思います。

 

 

なぜ会社辞めたいのかを考えてみる。

 

最近は少し考えを改めました。
「会社辞めたい」という考えが浮かんだら、すぐにその考えを否定するのではなくて、「なぜ会社を辞めたいのか」を探っていくことにしています。
そして、「なぜ会社を辞めたいか」を探っていくと、そのときに直面している問題点が浮かびあがってきます。
今日会社を辞めたいと思った理由は、人間関係にありました。
でも、現時点で会社を辞めるほど深刻ではないし、会社を辞める前に部署異動を希望するなどの手が考えられました。
会社を辞めるという選択は、時期尚早ということが分かったのです。

 

会社を辞める前に、やるべきことがある。

 

人が「会社辞めたい」と考えたとき、その裏には必ず問題が隠れています。
問題点は、だいたい以下のどれかが当てはまるでしょう。

 

  • 人間関係がうまくいっていない
  • 身体の不調を抱えてい
  • 給料が安い
  • 労働環境が悪い(残業が多い、休みが少ない)
  • やりがいを感じられない

 

これらの問題を抱えていたとしても、会社を辞める前に、対処できることはあります。
対処しても改善されない場合は、そのときに改めて会社を辞めるかどうか考えればいいと思います。

 

  • 人間関係がうまくいっていない→部署異動を希望する。
  • 身体の不調を抱えている→休職願いを出す。
  • 給料が安い→給料を上げてもらうようにお願いする。
  • 労働環境が悪い(残業が多い、休みが少ない)→作業効率を上げる工夫をする。→人員を増やしてもらうように依頼する。
  • やりがいを感じられない→ある一定のレベルに達するまでは継続してみて、本当にやりがいを感じられないか確かめる。

 

このように「会社を辞めたい」という気持ちに向き合えば、今直面している問題を洗い出せます。
そして、その問題の対処法を冷静に選択することができるのです。
自分は何に不満を持っていて、どのような状態を望んでいるのかつきつめて考えましょう。
そうすれば、転職することになったとしても、会社選びで失敗する可能性は減るはずです。

 

自分の考えに耳を傾ける。

 

「会社辞めたい」などのネガティブな考えが出てきたとき、自分の考えを否定して、奮い立たせることも時には必要だろうと思います。
でもそれよりもはるかに、自分の考えに耳を傾けることの方が重要です。
不満を感じているということは、裏返せば「理想を持っている」ということ。
自分の考えに耳を傾けて、自分の理想を叶えるチャンスを拾い上げるようにしましょう。
自分の感情にフタをするくせがついている人は、要注意です。
知らないうちにストレスをため込んでいる可能性が高いし、もしかしたら理想の生活から離れていっているかもしれません。
自分の考えをむやみに押さえつけてはいけません。
ときには、ゆっくり向き合うことで、理想の生活に近づけるはずです。