5時帰宅部

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登山用にコンデジカメラ「SONY DSC-RX100M3」を買った!

山旅に出かけると、はっと息を飲むような美しい光景に出くわすことがあります。
そんなキレイな光景を写真に収めたいと以前から思っていました。
そして、とうとう2017年07月にカメラを手に入れました。
この記事は、写真に関して全くのド素人の私が、あれこれ悩んで1つのカメラを手に入れるまでの過程を書いたものです。

前編はこちら。

www.gojikitakubu.com

 

 

カメラに求める条件をもう一度確認。

 

カメラに求める条件をもう一度確認してみます。
条件は6つ。 

  1. コンパクトデジタルカメラである
  2. 画像センサーサイズは1型以上である
  3. 焦点距離が28mm以下からスタートする
  4. F値1.8以下からスタートする
  5. 価格は10万円以下である
  6. 防塵防滴である

 

気になったのは、このカメラ。

 

結論から言うと、①~⑥の条件に完全に当てはまるものは見当たりませんでした。
でも条件に近いカメラはいくつかありました。
条件にほとんど当てはまっていて、気になったカメラを3つ紹介しましょう。

 

「コンパクトデジタルカメラ Tough TG-5」オリンパス

olympus-imaging.jp

 

このカメラの発売日は、2017年6月23日。
「登山 カメラ」とか「アウトドア デジカメ」とかと検索すると、このカメラがよく出てきます。
アウトドア用のコンパクトデジタルカメラでは、かなりメジャーな商品と思われます。

 

私がカメラに求める条件にどれくらい当てはまっているのか、確認していきましょう。

 

  1. コンパクトデジタルカメラである→Yes
  2. 画像センサーサイズは1型以上である→No(センサーサイズは1/2.33インチ)
  3. 焦点距離が28mm以下からスタートする→Yes(焦点距離:25mm~100mm)
  4. F値1.8以下からスタートする→No(F値:2.0~4.9)
  5. 価格は10万円以下である→Yes(参考価格:53,400円 2017年10月時点 ヨドバシカメラ
  6. 防塵防滴である→Yes

 

「画像センサーサイズは1型以上である」と「F値1.8以下からスタートする」の2つがNoでした。
より高画質な写真を撮るためにも、センサーサイズはちょっと妥協したくないなと思いました。
F値に関しても、2.0からスタートしているのが、少し気になります。

 

悪いことばかり書いてしまったが、このカメラは色々スゴイ機能をもっています。
特記すべき機能を挙げていきます。

 

【特記すべき特徴】

・タフ性能

「防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃に加え、耐結露にも新たに対応したTG-5。山や海、雪の中など過酷な環境下でも安心して撮影を楽しめます。」
進化した高画質/タフ性能 TG-5 | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス

 

・フィールドセンサーを搭載

「TG-5が搭載するフィールドセンサーシステムは、移動中の位置情報(緯度・経度)や気温・水温、標高(水深)、方位のトラッキングデータを記録することが可能。本体天面のレバーをLOGにするだけで記録を開始できます。」
フィールドセンサーシステム TG-5 | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス

 

山では雨や砂、ほこりにさらされることが多いので、「タフ性能」はかなり有り難いです。
どんな環境下でも、気にせずにガンガン使えます。
Tough TG-5の1つ前のモデルで「Stylus TG-4 Tough」があるのだが、それに関するレビューを紹介しておきます。 

moognyk.hateblo.jp

 

画質を気にしていたけど、この記事を見る限りではかなりキレイに撮れている印象です。

 

PowerShot G7 X Mark II」キヤノン

 

cweb.canon.jp

 

このカメラの発売日は、2016年4月21日。
僕がカメラに求める条件にどれくらい当てはまっているのか、確認していこう。

  • コンパクトデジタルカメラである→Yes
  • 画像センサーサイズは1型以上である→Yes(1.0型高感度CMOS(裏面照射型))
  • 焦点距離が28mm以下からスタートする→Yes(焦点距離:24-100mm)
  • F値1.8以下からスタートする →Yes(F値:1.8~2.8)
  • 価格は10万円以下である→Yes(参考価格:69,120円 2017年10月時点 ヨドバシカメラ
  • 防塵防滴である→No

 

「防塵防滴である」以外は、全てクリアしています。
私の求めているカメラに非常に近いです。

 

「デジタルスチルカメラDSC-RX100M3」SONY 

www.sony.jp

 

このカメラの発売日は、2014年5月30日。
DSC-RX100はシリーズで、RX100、RX100M2、RX100M3、RX100M4、RX100M5の5種類があります。
RX100M4とRX100M5は動画の性能が上がっていて、それなりに値段も高くなっています。
写真を中心に撮るのであれば、RX100M3で充分かなと思います。
比較表 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー

 

それでは、RX100M3は、私がカメラに求める条件にどれくらい当てはまっているのか、確認していきます。

  • コンパクトデジタルカメラである→Yes
  • 画像センサーサイズは1型以上である→Yes(1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor R CMOSセンサー
  • 焦点距離が28mm以下からスタートする→Yes(焦点距離:24-70mm)
  • F値1.8以下からスタートする →Yes(F値:1.8~2.8)
  • 価格は10万円以下である→Yes(参考価格:81,960円 2017年10月時点 ヨドバシカメラ
  • 防塵防滴である→No

 

こちらのカメラも「防塵防滴である」以外は、全てクリアしています。
PowerShot G7 X Mark II」とほとんど同じスペックなのだが、値段が1万円以上違います。
この違いは何からきているのでしょうか。

 

DSC-RX100M3のレビューでこの記事を見つけました。
写真がとてもきれいに撮れています。

fuandstyle.com

 

ヨドバシで悩む。

 

あとは実際に現物を見て決めようと思って、ヨドバシカメラへ向かいました。
近くにいた店員さんに声をかけ、撮りたい対象と求める条件を伝えました。
最初にすすめられたのは、「コンパクトデジタルカメラ Tough TG-5」オリンパス
「タフ性能」に優れていて、アウトドアの色んなシーンでガンガン使えるとのこと。
アウトドアと言えば、このカメラと言った感じらしいです。
手に取ってみると、しっかりとした造りで、すごくかっこよかったです。
でも、やっぱり画像センサーサイズが1.0型より小さいというのが気になります。

 

「『タフ性能』」を考慮せずに、画質の良さを求めるとどのカメラがおすすめですか?」と質問し、紹介されたのがSONYDSC-RX100シリーズ。
やはり、写真を中心に撮るのであれば、Ⅲがおすすめとのこと。
手に取ってみると、他のデジタルカメラと比較しても、コンパクトな印象です。

 

PowerShot G7 X Mark IIとDSC-RX100 M3って、スペックはほとんど同じですよね。値段が1万円程度違うのは、何の差ですか。」と聞くと、
「スペックはほとんど同じです。DSC-RX100ZEISSというメーカのレンズを使っていて、価格の差は、主にレンズの性能の差です。」とのこと。

 

結局買ったのは、これ!

 

他のカメラについても、色々説明してもらったが、上記の3つ以外に有力な候補は現れなかった。
店員さんに一通り説明してもらって、私はしばらく悩みました。
「コンパクトデジタルカメラ Tough TG-5」は、タフ性能に優れているという点でかなり惹かれていたが、画質の良さでは、「デジタルスチルカメラDSC-RX100M3」や「PowerShot G7 X Mark II」に劣ります。
キレイな写真を撮りたいっていうのが一番の目的だから、画質はやっぱり妥協したくないです。
ということで、「デジタルスチルカメラDSC-RX100M3」と「PowerShot G7 X Mark II」の2つに絞りました。
この2つは、スペックはほとんど同じ。さてどちらにするか。
それぞれの良い点を挙げて考えてみました。

 

○DSC-RX100M3の良い点

  • レンズの性能がより良い
  • コンパクト(DSC-RX100M3:本体のみ約263g、 PowerShot G7 X Mark II:本体のみ約294g)

 

PowerShot G7 X Mark IIの良い点

  • 1万円ほど安い

 

レンズの性能が良いという点と、コンパクトであるという点は、妥協したくありませんでした。
あとは直感的に、DSC-RX100M3を手にしたとき、これで沢山写真を撮りたいと思いました。
ということで、DSC-RX100M3に決めた。

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まとめ

 

 

カメラに対して何の知識もない私が、悩みながら1つのカメラを選ぶ過程をお話してきました。
結構時間はかかったけど、最終的に納得できるカメラを選ぶことができてよかったと思います。
カメラの知識がないけど、カメラが欲しいと思っている方は、下のような順番でカメラ選びを進めていってはどうでしょうか。

 

①使うシーンや撮りたい対象を考える

②カメラに求める条件を考える

③ネットや本で下調べする

④現物を見て、お店の人の話を聞く

⑤購入

 

あらかじめ、撮りたい対象やカメラに求める条件をはっきりさせておけば、自分自身が下調べもしやすいし、お店の人からも的確なアドバイスがもらえます。
こういうステップを踏めば、自分にあったカメラに出会える可能性がグッと高まるでしょう。

 

DSC-RX100M3を購入して、3カ月ほど経っているが、現時点ではすごく満足しています。
コンパクトで持ち運びも便利だし、色鮮やかな写真が簡単に撮れます。
カメラを持っていくことで山旅がより楽しくなりました。
下の写真は、2017年08月に屋久島へ行ったときの写真です。 

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しばらくはこのカメラでカメラの基本的な使い方を学びながら、山旅で出会う景色をたくさん切り取っていこうと思います。
そのうちにRX100M3のレビューもしていきたいです。