5時帰宅部

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「島の山旅」に出る前に見ておきたいオススメのWebサイトと本

最近、「島の山旅」が気になっています。
「島の山旅」にハマったきっかけについては、この記事をご覧いただきたいです。

www.gojikitakubu.com

 

「島の山旅」は、文字通り「島」にある「山」を散策するスタイルの登山です。
最近、本屋へ行くと「島の山旅」に関する本や雑誌を少しずつ見かけるようになってきた気がします。
もしかしたらちょっとしたブームがきているのかもしれませんね。
意識して探しているから、目に止まるようになっただけかもしれないのですが。

 

 

屋久島」に行ってきた。

 

2017年8月に、屋久島へ行ってきました。
ずっと行きたかった場所で、実際に訪れてみると想像以上に魅力的な島でした。
屋久島では、トレッキングはもちろん、リバーカヤックや島一周ドライブなども楽しみました。
2泊3日という短い時間でしたが、とても充実した時間を過ごせたと思います。
きれいな景色や美味しい料理、現地の人との交流、野生動物との出会いなど、屋久島の魅力は一言では語りつくせません。
屋久島を訪れたことで、ますます「島の山旅」にハマってしまいました。
そのときの写真がこちらです。

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屋久島の詳しい旅の様子は、こちらです。

www.gojikitakubu.com

 

「島の山旅」に関する情報を集めてみた

 

そういうわけで、他に魅力的な島はないか、一度じっくり調べてみることにしました。
様々な書籍や雑誌、Webサイトを見て、特に参考になったものを今回は紹介していこうと思います。

 

【Web】「公益財団法人日本離島センター

しま山100選
2016年11月に、公益財団法人日本離島センターが「しま山100選」を選定しました。
北は礼文島から南は与那国島まで、日本各地の魅力的な「しま山」が100紹介されたサイトです。
100山は全国からバランスよく選ばれているので、自分が住んでいる近くの「しま山」が選ばれているか見てみるだけでも楽しいです。
また、ひとつずつに登山コースや、登山口までのアクセスなどが記載されているので、実際の山登りにも参考になります。
もう少し詳しい内容が知りたい人は、下で紹介する【雑誌】「しま山100選」を参考にしてほしいと思います。

 

【雑誌】「しま山100選 登山で見つける、新しい島の魅力」

 

  

「北は礼文島から南は与那国島まで、日本全国の個性豊かな「しま山」を詳しい文章と写真で紹介。そして島の住人でなければ知り得ないような登山ルートのマップも収録。島までの交通や宿泊情報はもちろん、その島の固有種や下山後のグルメ、立ち寄りスポットなど、旅に役立つあれこれが満載。本土とはひと味違った山登りを紹介します。」
モンベル | オンラインショップ | しま山100選 登山で見つける、新しい島の魅力

 

先ほど紹介した【Web】「公益財団法人日本離島センター」に掲載されている「しま山100選」のガイドブックです。
Web版も、しま山100選の全ての情報が見られるのだが、こちらの雑誌にはより詳しい情報が載っています。
この雑誌がモンベルから出版されているのは、おそらく「しま山100選」の選定委員に、モンベル代表取締役会長の辰野 勇氏が入っているからなのだろうと勝手に想像しています。
ちなみに、この雑誌の本文を執筆されているのは、斎藤潤という方。
日本全国には、有人離島が418島あって、そのうち南鳥島以外は上陸したというすごい方です。
東京大学を卒業後、JTBに勤めながら島を周り、その後旅ライターとして独立という変わった経歴をもたれています。
この方の経歴を見ていると、会社に勤めているとかいないとか関係なく、面白そうなことはとりあえず全力でやってみようと思えてきます。
寝る前にこの雑誌をパラパラめくりながら、次にどの「しま山」へ行こうか考えています。

 

【書籍】「春夏秋冬 島の山旅」 

春夏秋冬島の山旅―厳選32島トレッキングガイド

春夏秋冬島の山旅―厳選32島トレッキングガイド

 

 

私が、「島の山旅」という言葉を使ったのは、元々はこの本の影響だったと思います。
著者は、敷島 悦朗(しきしま えつろう)さん。
編集者&ライター&カメラマン&登山愛好家&辺境愛好家&ダイバーなど、様々な肩書きをもたれています。
この本では、素晴らしい山歩きができる32の島が厳選されています。
32の島に厳選されているので、1つの島に対する写真や情報が多く、詳しいコースも掲載されています。
特別編として、海外の済州島と南太平洋ニューカレドニアの2島が加わっているのも、うれしいです。
この本がきっかけで、日本だけでなく、海外の「島の山旅」にも興味をもつようになりました。
ただ、写真は白黒が多いので、もう少しカラーがあったら、なお良いのにと思います。 

 

【雑誌】「RUN + TRAIL Vol.25」 

RUN + TRAIL Vol.25

RUN + TRAIL Vol.25

 

 

「第1特集 島旅
ISLAND PACKING=ISLAND TRIP×FASTPACKING
登山界でもトレイルラン界でもいま注目されているファストパッキング。入門イベントもかなり増えてきているほど、その入口での情報を欲する人が多いです。今回は旅をする感覚が強い島旅とくっつけて、より冒険的な要素を盛り込みます。島の雰囲気、独特の文化を写真&文章で出しつつ、島旅の魅力とともに島旅&観光ガイドを紹介し、テント泊のファストパッキングの面白さを伝える特集です。」
 RUN+TRAIL (ランプラストレイル) RUN + TRAIL Vol.25 | 三栄書房

 

トレイルランの雑誌です。
Vol.25は、「島旅×ファストパッキング」を組み合わせた特集になっています。
2017年11月に小豆島へ行く予定なのですが、雑誌でも小豆島が紹介されていました。
小豆島は、クライミングができる岩場がある島としても結構有名だそうです。
その岩場の1つを、スクランブリング(ロープなしで、手を使いながらよじ登っていく登山のスタイル)で登っていく様子が紹介されています。
その様子を撮影した動画がこちら。
RUN+TRAIL (ランプラストレイル) RUN + TRAIL Vol.25 | 三栄書房

マネできないけど、軽快に岩場を登っていくのも気持ちがいいのだろうと思います。 
それから、「ファストパッキング」の考え方や実践法なども紹介されている。
とくに「[特別付録]本誌登場エキスパートのパッキング図鑑」は、道具選びの参考になります。

  

【雑誌】「WILD SIDE(ワイルド サイド) アウトドアトリップ マガジン vol.1 アウトドアの島旅へ」

 

 

「第一弾では、「島旅」を大特集。奄美大島カヤックツーリング、 屋久島で宮之浦岳登山、 西表島で密林&海岸歩き、 サンライズ瀬戸輪行しまなみ街道ポタリング、伊豆諸島でフィッシング&キャンプなど。アウトドア+旅の楽しみをぎゅっと凝縮!」
WILD SIDE(ワイルド サイド) |地球丸

 

登山やトレッキングだけでなく、シーカヤックや釣り、原付ツーリング、温泉、キャンプなど多彩な遊び方を紹介しています
シーカヤックや原付ツーリングなんかはとても気持ちよさそうで、今度島へ行ったとき、チャンスがあったらやってみようと思いました。
島や山での遊び方を広げてくれるような雑誌だと思います。
他にも、西表島のジャングル歩きや海岸歩きの情報は、他の雑誌などであまり見かけないので非常に参考になりました。

 

今行ってみたい島

 

今行ってみたい島は、ずばり「西表島(いりおもてじま)」。
西表島は、八重山諸島にある島で台湾の東に位置しています。
沖縄県では沖縄本島に次いで2番目に大きな島です。
西表島には多数の川が流れていて、それらの多くの河口付近にはマングローブが生育しています。
島の約90%が亜熱帯の原生林に覆われ、固有の動植物を有しています。
西表島ってどんなところ?西表島観光案内|イリオモテドットコム

 

西表島と言えば、イリオモテヤマネコを思い浮かべる人も多いでしょう。
そのイリオモテヤマネコが棲む奥深いジャングルをひたすら歩いて、島を縦断するというコース(軍艦岩船着場~大富)があります。
9時間ほど歩き通さなければいけない過酷なコースだけど、一度チャレンジしてみたいです。
そのコースの間では、珍しい動植物やキレイな滝などが見られるそうです。
http://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=879

 

他にも西表島ではこんなアクティビティができます。

 

トレッキングや登山だけではもったいないです。
西表島に行ったら、いろんなアクティビティを楽しみたいです。

 

まとめ

 

これまでに行った「島の山旅」は以下の通りです。

  1. 2017年08月 屋久島(白谷雲水峡)
  2. 2017年10月 淡路島(諭鶴羽山(ゆづるはさん))

 

これ以外にもいくつか行っていますが、記録に残していなので、2016年以前のものはカウントしませんでした。
今月(2017年11月)には、「宮島」と「小豆島」へ行く予定なので、年内に少なくとも4つの島には上陸できそうです。

日本には有人離島だけでも418島あり、海外を含めると膨大な数の島があります。
その中で、登れる山がある島も多数あるはずです
(「しま山100選」があるくらいだから、少なくとも日本には100はあります)。
まだ見ぬ景色がたくさん待っていると思うと、それだけでワクワクします。

 

どの「しま山」を選び登っていくかは、現在、思索中です。
「しま山」を選ぶ基準はたくさんあって、どの基準で選べばよいか迷っています。

 

おもしろそうと感じた「しま山」から?
近場の「しま山」から?
標高が高い「しま山」から?
北から?南から?
「しま山100選」の番号順?

 

「しま山」を選ぶ基準ができれば、「島の山旅」はより一層おもしろくなりそうな気がします。
今後も「島の山旅」に関する情報を集めて、折りを見て記事にしていきたいと思います。