ハイキングと同時に、島巡りも好きだったので、
せっかくなら島を歩いて旅しようと始めたのが「島ハイキング」です。
2017年ころから始めて、これまでに行った「島ハイキング」は20島以上になったので、一度まとめてみることにしました。
これまでに行った「島ハイキング」の地図
Googleマップを使って、これまでに行った「島ハイキング」を地図にまとめてみました。
これまでに行った「島ハイキング」の概要
利尻島
<歩いた場所>利尻富士
<とき>2019年09月
<天気>晴れ
<距離>13.2km
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フェリーの乗船時間にぎりぎり間に合って大汗をかきました。
登ったのは標高1721mの利尻富士。
滞在は1日の弾丸ツアーでしたが、頂上からの景色は最高でした。
帰りのフェリーから見た夕焼けも忘れられません。
礼文島
<歩いた場所>礼文岳
<とき>2018年08月12日
<天気>くもり
<距離>8.5km
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礼文島は、楽しいハイキングとは何か、ワクワクするハイキングとは何かを考えるきっかけになった島です。
島でロングトレイルのコースを設定して歩いてみようと思ったり、ウルトラライトハイキングを始めようと思ったりしたのも、この島がきっかけでした。
礼文岳の頂上は残念ながらガスがかかって何も見えませんでしたが、思い出深い島です。
「花の浮島」とよばれるだけあって、色とりどりのたくさんの花が咲き乱れていました。
奥尻島
[コース①]
<歩いた場所>
<とき>2018年08月17日
<天気>晴れ
<距離>11km
[コース②]
<歩いた場所>奥尻島フットパス「D:芸術と温泉の癒しコース」
<とき>2018年08月17日
<天気>晴れ
<距離>3km
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礼文島の次に立ち寄った奥尻島。
ハイキングした日はすごく天気がよくて、球島山からの眺めは最高でした。
島内には、フットパスと呼ばれるハイキング道をはじめ、いくつかのトレイルがあるのですが、1つ1つが分断されているのが少し残念。
トレイルをつなげて島を長く歩けるコースができたらいいなと思います。
津波館で津波のこわさや、その後の復興について学んだのが印象に残っています。
伊豆大島
[コース①]
<歩いた場所>三原山
<とき>2018年01月
<天気>晴れ
<距離>22km
[コース②]
<歩いた場所>泉津海岸線歩道
<とき>2018年01月
<天気>晴れ
<距離>5.7km
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東京から深夜フェリーに乗り込み、朝方に伊豆大島に着きました。
フェリーの中のカーテンで仕切れられた小部屋で眠るという体験がすごく新鮮でした。
火山活動で出来上がった三原山は、地球の大きさを感じる壮大さで、別の惑星にきたような感覚になりました。
次の日は、泉津海岸線歩道という海岸沿いを歩くハイキング道を楽しんだのですが、歩く対象は山以外にもあるんだと認識させられた旅でした。
八丈島
[コース①]
<歩いた場所>
<とき>2019年04月29日
<天気>くもり
<距離>20.0km
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[コース②]
<歩いた場所>三原山
<とき>2019年05月02日
<天気>晴れ
<距離>15.3km
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ひょっこりひょうたん島のモデルとも言われる八丈島。
八丈富士の頂上は、大きな火山口になっていて、その淵を歩く「お鉢めぐり」というコースがあります。
海が眼下に広がった、かなり高度感のあるトレイルです。
キャンプ場は2か所あって、きれいなうえに無料。
とくに八丈プラザ公園のロケーションはとてもいいです。
友ヶ島
<歩いた場所>島全体(タカノス山など)
<とき>2018年01月20日
<天気>晴れ
<距離>18.4km
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友ヶ島は一言でいうと「戦争遺跡の島」です。
明治時代以降に作られた戦争の設備が今も取り残されています。
朽ちながら自然と同化していく姿が映画「ラピュタ」の世界観に似ていると話題になりました。
友ヶ島は島全体にハイキングの道がつくられていて、豊かな自然の中に現れる遺跡を見ると非日常感が味わえます。
淡路島
<歩いた場所>諭鶴羽山
<とき>2017年10月8日(月)
<天気>晴れ
<距離>8.3km
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淡路島は、瀬戸内海の島の中で最大の面積をもちます。
近畿や四国と橋でつながっているため、アクセスも簡単です。
その淡路島の中で最も標高が高いのが諭鶴羽山で、頂上には紀元前に建立されたと言われる諭鶴羽神社があります。
その諭鶴羽神社に向かう参道がハイキング道になっていて、古からの信仰の道を歩いていいます。
豊かな森のなかで、野生のシカに逢うことができました。
沼島
<歩いた場所>石仏山
<とき>2018年02月11日(日)
<天気>晴れ
<距離>13km
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沼島は、淡路島の近くにある小さな島です。
日本書記には、神々が最初に生み出した島「おのころ島」について記載されているのですが、その島がこの沼島ではないかという伝説の残る島です。
実際に「おのころ神社」もよばれる神社もあります。
1周4時間ほどで歩けるコースがあり、最高峰は石仏山(いしぼとけやま)なのですが、この山の頂上には豊漁などを願って、無数の鳥居が建てられています。
不思議な雰囲気のある島です。
小豆島
[コース①]
<歩いた場所>星ヶ城山
<とき>2017年11月23日(木)
<天気>晴れ
<距離>9.7km
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[コース②]
<歩いた場所>碁石山
<とき>2017年11月23日(木)
<天気>晴れ
<距離>3.5km
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[コース③]
<歩いた場所>皇踏山(おうとざん)
<とき>2017年11月24日(金)
<天気>晴れ
<距離>5.5km
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[コース④]
<歩いた場所>千羽ヶ嶽
<とき>2017年11月24日(金)
<天気>晴れ
<距離>2.9km
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小豆島には、登山やクライミングができる山が意外とたくさんあります。
また、島内に八十八か所があり、そのコースは150kmにもおよびます。この遍路道をロングトレイルなどのハイキング道としても活用できないかと考えています。
石門洞(せきもんどう)や栂指嶽(おやゆびだけ)の美しさは圧倒的で、必見です。
自然や歴史、グルメなど観光地としての要素がたくさん詰まった島で、何度も訪れたい場所です。
豊島
<歩いた場所>壇山
<とき>2017年11月25日(土)
<天気>晴れ
<距離>9.9km
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豊島は、島の中央に壇山と呼ばれる山があり、頂上からの眺めは抜群です。
とくに岡崎公園の壇山展望台のロケーションは最高で、多島美が楽しめるスポットです。
頂上近くには自然豊かなスダジイの森が広がっています。
豊島を語る上でアート作品ははずせません。
特に豊島美術館は、自然と人の調和を感じることができる場所です。
アートに興味がない方にも、豊島美術館は必ず訪れてほしいです。
塩飽広島
<歩いた場所>心経山・王頭山
<とき>2019年06月
<天気>晴れ
<距離>3.0km
塩飽広島は香川県丸亀市の沖合いに浮かぶ島です。
心経山と王頭山という2つの山を縦走できます。
心経山の頂上は、切り立った岩場になっていて、かなり高度感があります。
王頭山の頂上近くには、王頭砂漠と呼ばれる場所があり、岩が風化して砂漠のような景色が広がります。
下山後は、古民家を改築したゲストハウス「ひるねこ」に友だちと泊まりました。
登山だけでなく、島暮らしも気軽に楽しめる島です。
栗島
<歩いた場所>阿島山・城山(じょうのやま)
<とき>2019年01月13日
<天気>晴れ
<距離>8.6km
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粟島は3つの島が砂州でつながっていて、スクリュー状の変わった形をしています。
阿島山と城山(じょうのやま)の2つの山をめぐりました。
城山の頂上からの景色はよく、3つの島が砂州でつながった様子を確認できます。
粟島は瀬戸内国際芸術祭に参加している島のひとつで、島内には多くのアート作品が展示されています。
昼食は民宿「ぎんなん」でごちそうになったのですが、島でとれた食材を使った料理はほんとうにおいしかったです。
六島
<歩いた場所>大石山
<とき>2018年02月24日(土)
<天気>晴れ
<距離>5.5km
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六島は、笠岡諸島の中で港から最も遠い島です。
島の周囲は4.6kmで、人口も2015年現在でわずか77人という小さな島。
島には灯台があって、冬にはその周りで水仙が咲き乱れます。
観光地として見る場所は少ないですが、時間がゆったりと流れていて、静かなハイキングを楽しめます。
高島
<歩いた場所>名称不明の丘
<とき>2018年02月24日(土)
<天気>晴れ
<距離>1.3km
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六島から白石島に行くために、船の乗り継ぎで降りた島です。
船の時間まで待合所にいようと思ったのですが、島の方が
「あそこの丘に行ってみたら?面白い岩があるよ。」というので行ってみることに。
丘の上には「亀岩」などの奇岩がいくつかあったのですが、どうやら古代に人工的に造られたものだというのです。
また、この島には神武天皇が何年か滞在したと伝えられています。
白石島
<歩いた場所>立石山
<とき>2018年02月24日(土)
<天気>晴れ
<距離>5.7km
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岡山県笠岡諸島の1つ、白石島。
この島にはハイキングコースがつくられていて、とても歩きやすいコースになっています。
トレイル上では、きれいな砂浜や国の天然記念物・鎧岩、巨石に包まれるように建てられた寺などに出会いました。
夏には、約800年前から白石島に伝わる盆踊り・白石踊がみられます。
厳島(宮島)
<歩いた場所>弥山
<とき>2017年11月11日(土)
<天気>晴れ
<距離>5.7km
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宮島の弥山は、かなり有名な観光地になっているので、島ハイキングに興味がない方も一度は登ったことがあるかもしれません。
島にある山とはいえ、標高は500m以上あるので、海岸線から歩き始めれば結構登りごたえがあります。
弥山頂上からの眺めは本当によく、2015年ミシュラン・グリーンガイドでは三ツ星を獲得し掲載されました。
弥山には、「弥山の七不思議」と呼ばれるものがあります。
例えば、山頂近くにある干満岩と呼ばれる岩には、小さな岩があって、その中には水が溜まっているのですが、その水が潮の満ち引きに合わせて上下すると言われています。
どうしてそのような現象が起きるのかは未だに解明されていません。
厳島神社や千畳閣(せんじょうかく)など、観光スポットも多い島です。
似島
<歩いた場所>安芸小富士
<とき>2017年11月12日(日)
<天気>晴れ
<距離>3.2km
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宮島の帰りにふと立ち寄った似島(にのしま)。
安芸小富士と呼ばれるきれいな形をした山があって、そこを登りました。
帰った後に知ったのですが、似島は戦争と深い関係のある島でした。
原爆投下時に、1万人を超す被災者が似島に運ばれて治療を受け、そのまま亡くなった人たちの慰霊碑があります。
他にも島内には検疫所の遺構などもあって、それらを見て帰ればよかったなと思っています。
隠岐島後
[コース①]
<歩いた場所>高田山
<とき>2018年04月30日(月)
<天気>晴れ
<距離>2.0km
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[コース②]
<歩いた場所>
<とき>2018年05月01日(火)
<天気>晴れ
<距離>10.5km
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隠岐諸島で最大の大きさをもつ「隠岐島後」。
まん丸の形をした島で、独自の地形や生態系をもつ面白い島です。
登ったのは「高田山」と「大満寺山」。
大満寺山のトレイルの途中には、「岩倉の乳房杉」とよばれる杉があって、森の中に突如現れるこの杉は、とても神秘的な雰囲気をまとっていました。
訪れたときは、ちょうど2年に一度開催されるお祭りがあって、こういうイベントに参加するのも楽しいなと思える旅でした。
「ジオリゾートシンフォニー」というところで1泊キャンプをして、その中にあるレストランで最高のディナーを食べました。
本当においしいご飯で、ここはもう一度訪れたい場所です。
生月島
<歩いた場所>生月島自然歩道
<とき>2018年11月23日
<天気>晴れ
<距離>3.3km
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生月島を一言で表せば、「キリシタンとクジラの島」。
現代でもカクレキリシタンの方がいるという島で、キリスト教が迫害された歴史を色濃く残しています。
また、捕鯨が盛んな島で、ハイキング道上に、クジラを探した場所や解体した場所などが残っていました。
九州自然歩道の一部を歩いたのですが、この自然歩道を利用すれば、「島×ロングトレイル」の幅が広がるなと感じた島です。
平戸島
<歩いた場所>安満岳
<とき>2018年11月24日
<天気>晴れ
<距離>2.3km
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生月島のすぐ横に位置する平戸島。
生月島と同じく潜伏キリシタンの歴史が色濃く残る島で、安満岳の頂上にはキリシタンがひっそりと隠れて信仰した祠などが残っていました。
潜伏キリシタンの歴史が残る春日集落では、見事な棚田が保存されていました。
屋久島
<歩いた場所>白谷雲水峡コース
<とき>2017年8月18日(金)
<天気>晴れ
<距離>7.7km
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学生時代に、友だちから屋久島の話を聞いて、ずっとあこがれがあった島です。
家の近くの島にふらっと行ったことがあるのですが、飛行機に乗って行ったのは、この島が初めてだと思います。
屋久島は「島ハイキング」の代表とも言える島で、島のほとんどが深い森に覆われていて、最も標高が高いのは標高1936mの宮之浦岳(みやのうらだけ)です。
このときは、映画「もののけ姫」のモデルともなったと言われている「白谷雲水峡」を歩きました。
映画の世界そのもので、苔と水が光に反射して幻想的な空間をつくっていました。
島っておもしろいなと思って、島巡りを本格的に始めたのはこの頃です。
屋久島はハイキング道が充実していて、数日かけて縦走するコースもあるので、挑戦してみたいと思います。
奄美大島
<歩いた場所>
<とき>2018年12月23日
<天気>くもり
<距離>3.9km
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奄美大島を訪れたのは12月。
本州ではすっかり冬だったのに、奄美は20℃を超えていて、着いた瞬間に服を脱いだのを覚えています。
昔から南の島にあこがれがあったのですが、寒いのが苦手な私は、これを機にますます南の島が好きになりました。
湯湾岳では「イボイモリ」や「ユワンツチトリモチ」など、独自の動植物にあうことができました。
奄美大島を訪れたときに、奄美群島で「奄美トレイル」と呼ばれる壮大なロングトレイルができるというのを知って、ワクワクしました。
石垣島
[コース①]
<歩いた場所>野底岳(ヌスクマーペー)
<とき>2019年02月09日
<天気>晴れ
<距離>2.3km
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[コース②]
<歩いた場所>
<とき>2019年02月10日
<天気>くもり
<距離>5.7km
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今まで行った島で一番南に位置する石垣島。
2月に行ったのに、現地の人は半袖の人もたくさんいて驚きました。
一番印象に残っているのは、海の色。
野底岳(ヌスクマーペー)の頂上からは、エメラルドグリーンの海が広がっています。
特に、川平湾の海の色は格別にきれいです。
まとめ
これまでに行った「島ハイキング」をまとめてみました。
これからもたくさんの島を訪れてハイキングを楽しむつもりです。
その様子は記事にして、この記事も随時更新していきたいと思います。
これまでに20以上の島で「島ハイキング」をしてきました。
この記事で紹介しているのは、どれも日帰りで楽しめるハイキングですが、今は、より長い時間と距離を楽しむために「島×ロングトレイル」に挑戦しているところです。
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「島×ロングトレイル」についても、別の記事でまとめていきます。