トラベラーズノートが欲しいけど、具体的な使い方が分からない。
トラベラーズノートを使っているけど、他の人の使い方も参考にしたい。
今回は、そんな方々に向けて、自分なりのトラベラーズノートの使い方を公開していきたいと思います。
トラベラーズノートとは
トラベラーズノートは、2006年に「トラベラーズカンパニー」より、下のコンセプトのもと誕生しました。
「使い込むほどに味と風合いが高まる革素材のカバーと、書きやすさに徹したシンプルなノート。手にとって旅に出たくなる、そんなノートを目指しました。旅の途中、ふと立ち寄ったカフェで、感じたこと、思いついたことを気ままに書き留めてください。また、このノートを携えて歩くことで、日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。毎日見ている景色の中に新しい顔を見つけられるかもしれません。」
About TRAVELER'S notebook トラベラーズノートとは | TRAVELER'S COMPANY
旅だけでなく、日常でもふらっと持ち歩いて、思いついたことを気ままに書き留めていく。そんな自由なスタイルに惹かれて買いました。
デザインは、革のカバーにリフィル(ノート)を挟み込んでいくというすごくシンプルなものになっています。
シンプルさゆえに自由度が高く、自分の好みに合わせてカスタマイズをすることができます。


トラベラーズノートの使い方[旅行編]
私がトラベラーズノートを使う場面は、主に旅行です。
「旅行前」、「旅行中」、「旅行後」の3つの場面に分けて使用します。
旅行前
旅行前は、旅行のスケジュールを組むのに使っています。
私は、旅行中にスマホで調べるのが苦手なので、事前にある程度調べておいて、スケジュールに書いたものを見ながら行動します。
旅行中はスマホを極力見ずに、目の前の景色や会話を大事にしたいからです。
とは言ってもスケジュールはガチガチに決めるわけではなく、最低限行きたいところとアクセス方法を調べておく程度です。
具体的には下のような感じです。
- 日ごとに見開き1ページを使用する。
- 左ページに時系列でスケジュールを書き込む。
- 右ページに補足情報を書き込む。(ホテル名や、電話番号、予約番号、注意事項など)
旅行中
旅行中は簡単なメモを残します。
具体的なルールは定めていませんが、「場所」と「日付」は分かるようにしています。
以前は、旅行中に起こったことだけを書いていましたが、今はどのようなことを考えたのかということも書くようにしています。
スタンプを押したり、絵をかいたりして、自由気ままに書いています。
「旅行中メモ」はきれいにまとめようと思わずに、気ままに書くことがポイントです。
旅行後
旅行後は、旅の軌跡をまとめます。
具体的には下のような感じです。
- 時系列にまとめる。
- 気に入った写真を貼り、コメントを書く。
- 資料やパンフレット、領収書などを貼り付ける。
この旅行後の記録をまとめるのは、非常に手間です。
写真を選び、写真をプリントアウトし、貼り付け、コメントを書き込んでいくという作業はかなり時間がかかります。
トラベラーズノートを買って、数回は旅の記録を作成したのですが、あまりに大変だったのでやめてしまいました。
かわりに今はブログに旅の記録を残しています。
写真を貼ったり、絵を描いたりしながら旅の記録を残すのが好きな人は一度挑戦してみるのもアリだと思います。
トラベラーズノートの使い方[仕事編]
実際に仕事では使用していないのですが、仕事でも使用できそうです。
以前、講演会やイベントで使用したときの使い方が参考になると思うのでそちらを紹介します。
参加したのは、アウトドアのイベント。
イスに座りながら講演者の話を聞くスタイルのものでした。
メモを取りたかったのですがテーブルがないため、小さめのノートが必要だなと思い、トラベラーズノートを持っていくことにしました。
テーブルがない場所では、カバーのないノートだと書きづらいですが、トラベラーズノートは厚めの革カバーがあるので、膝の上でメモすることができました。
具体的な書き方は下のような感じです。
- テーマごとに、[ ]をつけて見出しをつくる。
- 左ページには、得た情報のみを記載する。
- 右ページには、その情報に対する意見や感想を書く。
- 印や記号を使って、「情報」と「自分の意見・感想」が混ざらないように工夫する。
後で読み返したときに、「情報」と「自分の意見・感想」が区別できるようにしておくことがポイントです。
トラベラーズノートのレギュラーサイズは、A5サイズの横幅を少しスリムにした大きさなので、それほど大きくありません。
仕事用として多くの情報をノートにまとめたい人は、トラベラーズノートはあくまでメモ用として使用するのがいいかもしれません。
トラベラーズノートのリフィル保存について
トラベラーズノートのリフィルを使い終えたら、リフィルバインダーにとじていくようにしています。
リフィル単体で保存しておいてもよいのですが、複数のリフィルがたまってきたら整理するのが大変になるので、リフィルバインダーを使用するのがおすすめです。
リフィルバインダーには5冊までリフィルをとじることができます。
見た目もすっきりするし、テーマごとや時系列などに整理できるので便利です。
ときどき読み返して旅の楽しかった記憶を思い出したり、書き留めたアイデアを見返したりしています。
まとめ
今回は、自分なりのトラベラーズノートの使い方を公開しました。
トラベラーズノートは旅行のときはもちろん、仕事や日常のプライベートなシーンまで幅広く使えるノートだと思います。
デザインはシンプルで、気軽に持ち運べるサイズなので、使う人のアイデア次第で使用用途は広がっていきます。
使用するシーンや使い方の例を挙げてみましょう。
使用するシーン
- 旅行
- 仕事
- 日記
- 読書記録 など
使い方
- スケジュールを立てる
- 記録を残す
- アイデアや心に浮かんだことを書き留める
- 絵を描く
トラベラーズノートのコンセプトは「手にとって旅に出たくなる」ノートです。
これからも工夫しながら、旅に出るときのワクワク感が沸いてくるようなノートにしていきたいと思います。
トラベラーズノートの使い方の参考になれば幸いです。